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第8話

身体中が痛え… 俺、あの後どうなったんだ? てか、ここ何処だ? あの倉庫?… にしては温かいし柔らかい。 「…ん …き…くん…!、」 ん?誰だ? 「菊池くん!!よかったーやっと起きたわね?」 え… まじで誰…このおねーさん… 「えっと…ここは…」 「病院よ!私のね?」 「病院…?」 「私は安籐 奏。貴方は菊池春野くんで間違いないわね?」 「はい。」 病院… 誰が運んでくれたんだろう。 ガラッ… 「起きたのか?」 「あら、蒼ナイスタイミングね!今起きたところよ?」 また新しい人きた。 今度は誰? 「廣瀬 蒼だ。早速だがお前のことを調べさせて貰った。」 「は?…えっと…あの、話が見えないんですが。」 「あ、悪いな。お前佐嶋組って知ってるか?」 「さ、佐嶋組…ですか?」 「簡単に言えば関東一体を裏でしきる極道だな。」 極道ってつまり。 「…ヤクザ?」 俺がそう言うと廣瀬さんは静かに頷いた。 「俺はそこの幹部だ。」 幹部。 え、なんで?? 俺、なんかした?? 「安心しろ。」 俺の不安が伝わったのか廣瀬さんは少し微笑みながらそういった。 「あらやだ!蒼が笑うなんて珍しい!!」 「うるせえぞ。」 仲いいんだなこの人達

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