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第60話

目を覚ますと俺はまだ蒼の腕の中に居た。 そう言えばこうやって一緒に寝るの初めてだな… そう、俺達は付き合ってからも蒼はベットで俺はリビングに布団を敷いて寝ていた。 暖かいなぁ あ!そう言えば今何時だろう。 俺は蒼を起こさない様に起き上がり時計を見た。 7時か。 そろそろ起こした方がいいかな? 蒼も仕事だろうし、俺も学校だし。 「蒼ー、起きてー!」 「ん…今何時?」 「7時過ぎ。そろそろ準備しないと!」 「お前、今日学校行く?」 「んー、昨日携帯見たら夏達からめっちゃ電話とか入ってたから行こうかなと思ってる。」 「ん、じゃあ起きるか。」 蒼はそう言って起き上がり部屋を出ていく。 俺も続いて部屋を出て学校へ行く準備を済ませてリビングへ行くと蒼も準備を終えて朝ごはんを作っていた。 それから2人で朝食を食べ今は時間までソファーに座ってる。 「ん?そういえばなんで私服?仕事は?」 「今日は休み。」 「そっか!」 「送ってくからそれまでゆっくりしておけ。昨日の今日だ無理するなよ?」 「わかってるよ!ちょっと顔だしたら帰ってくる。」 俺はそう言うと隣に座る蒼の方に体を傾け蒼の方に体を預ける。 「蒼、好き」 「俺もだ」 はー、さっさと学校行こ。 そんで早く帰ってこよ。 あーもー、好き過ぎる。

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