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第70話

今日は2人とも仕事が休みで 久しぶりに家でゆっくりできんな、と 朝からシバとダラダラテレビを見ていた 録画していたドラマをまとめて見ようと 1話見終わった時だ 『アイス食いたいから買ってこようかな』 「ええ、食いたいの?俺早く続きみたいんだけど」 『やだ、先見ないで。そこのコンビニ行くからちょっと待ってて』 「一人で行くの?」 『コンビニくらい行けるし』 「わかったよ。じゃあさっさと行ってきて」 『うん』 と、シバはバタバタと急いで帽子だけ被ってスウェットのまま財布をポケットに入れる 『いってきまーす』 と、リビングのドアを開ける時にいうから 玄関までいくし、と玄関まで見送って リビングに戻る どーすっかな、 酒でも飲むかな、まだ昼間だけど、と シバを待っている間 適当に冷蔵庫を漁る まぁでも晩飯食べに行くかもしれねえしなあ、と 酒はやめて 冷蔵庫からお茶を出し テレビの前に並べていたグラスに継ぎ足した 俺のグラスは半分くらい、 シバのグラスは空っぽで 一応八分目まで再びお茶を継いでおく シバ早く帰ってこねえかなあ、と ソファに座ってお茶に口をつけた 10分も経っていないが シバ遅いな、とチラチラ玄関の方に視線を送る そこのコンビニだと徒歩で1.2分ほどだ それにしてはちょっと遅いな、 アイス迷ってんのか?と、玄関まで様子を見に行った時だ うっすらと足音の様な音が聞こえてドアを開けた 「おお、シバ…あれ、」 おかえり、と言おうとしたが シバの手は股間をぎゅっと握りしめていて 玄関の目の前で足踏みをしていた 『うごけない、、んんっ、』 「ちょ、ほら、はやくっ」 と、シバの腕を引いて家の中まで引き入れると 『っあ、っ、んん、で、たっ』 と、じわっ、とシバの手の下の布が色を変える これはもう間に合わねえやつ、と そのままバスルームまで引きずるように引っ張って行くと シバの歩いた所に ぽたぽた、と水が垂れている 「シバ、もうちょい我慢」 あー、もう スウェットもびしょ濡れで おしっこを吸ってだいぶ濃い色になっている と、どうにかシバを風呂に引き込むと 諦めてその場でばしゃばしゃと全て漏らしてしまった 『っぁ、ぁあ、も、れた、ぁっおしっこ…もれたぁ、っあっ』 「全部でた?」 『………、でた』 「そっか、じゃあ脱がすから。手、離して」 と、いうと、シバは手を離して 腕の辺りに絡まってるコンビニ袋と ポケットに入れていた財布を取ってやる こっちはどうにか被害は免れたようで とりあえず濡れないように風呂の外に置いて シバの服を脱がせる あー、びしゃびしゃ 抑えてたせいでスウェットの上の袖も濡れていて それも脱がせて シバを裸にして シャワーで流してやる ここまで盛大な失敗は久々だな、なんだかんだ 「なぁ、シバ。おしっこしたかっただろ、コンビニ行く前から」 『ちょっとだけだから、大丈夫だと思ったんだよ』 「なんで、いつからおしっこ、したかったの?」 『家、出ようとした時、ちょっとだけしたくて…でも、近くだから大丈夫だとおもったから』 「それで?コンビニで借りなかったの?トイレ。漏れそうじゃなかったの?」 『……レジの時に、結構したくて…でも、トイレ貸してって恥ずかしいから、言えなかった』 「へえ、コンビニで店員さんの前でちんぽギュッてしちゃったの?」 『そ、それはしてねえし。…ポケットに手、入れて、パンツぎゅってして我慢した』 「ふーん、ばれちゃったんじゃないの?店員さんに。シバおしっこ我慢してるって」 『ばれてねえもん、』 「それで?急いで帰ってきたの?」 『うん、急いだ、』 「外でちんぽ抑えながら走ったの?」 『ちがう、ひとがいるから、我慢したし』 「でも、この階来た時もう抑えてたじゃん」 と、シャワーでちんぽに円を描くようにお湯を当てて聞いてやると 残っていたのか おしっこがちょろっとちょっとだけ飛び出した 『……やっ、ばかっ、でた、エレベーターのってたら、がまんできなくて、ちょっとだけ、出ちゃって……ぎゅって、抑えた』 「エレベーターでチビってちんぽぎゅってしたの?」 『だって、おさえないと、でちゃうから、』 「恥ずかしいな?シバ」 『なんで、そういうこと言うんだよ』 「シバがおもらししちゃったんだろ?トイレ行きたいの分かってたのに後回しにして」 『…だって、』 「シバ、次からはトイレ早めに行けよ」 と、身体を洗い タオルで拭いてやると 下を向いてこくん、と頷いたシバ さて、と身体を拭き終わり 新しい下着を履かせようとしたら シバはずっとそれを見ていた 「なに?」 『おむつじゃねえの?』 「…なんで?」 『おれが失敗すると、すぐ履かせるから』 「シバ、どっちがいい?」 『……おむつ、』 と、おもらしをしてしまって 弱気になっているのか おむつを選ぶシバ 「シバ、おむつ履かせてやるけど、ちゃんとトイレ行かなきゃダメだぞ」 『わかってる、そんなん』 と、新しいスウェットも着させてやって さっきとりあえず置いといたコンビニ袋を手に取り中を見る 「シバ、アイス溶けた」 『ええ、お前のも買ってきたのに』 「とりあえず冷凍庫いれとこ」 と、明らかに溶けているアイスを コンビニ袋から出して冷凍庫に入れた シバは失敗して落ち込んでいるのか ぐで、ソファに座っても元気がない 「シバ、続き見る?」 『みる、』 と、また定位置の俺の脚の間に腰を下ろし ドラマの続きが流れ出す 前回までの振り返りとOP中はちょっと手持ち無沙汰でシバの身体をつっついたり 太ももの当たりをさわさわと撫でたりしていると 邪魔、と跳ね除けられたので シバの股間の上に手を置いて落ち着く 『なんでそんなとこに手置くの』 「ここなら邪魔じゃねえだろ」 『邪魔だけど』 と、シバは文句を言うけど ドラマの本編が始まり シバはドラマに集中し始めたのか諦めたのか そのままにするから 俺もドラマに集中する事にした ドラマの後半になった頃 シバはあぐあぐと自分の人差し指の第二関節の辺りを噛んでいた 俺もドラマに集中していて気付かなかったが いつから噛んでたんだ? 「シバ、指しゃぶりやめろ」 と、手を抑えてやる 『しゃぶってない、噛んでるし』 「歯型ついてんじゃん」 と、手を捕まえてやると しばらくは大人しくテレビを見ていたが やはり口寂しいのか 俺の腕を甘噛みし始めた 「シバ、腕噛まないで」 『噛んでねえもん』 「噛んでんだろ、ちょっと歯型付いてるし」 『……アイス、食っていい?』 「いいけどなに。腹減ってたの?」 『ちっ…がうけど……、』 「口寂しいんだろ」 『なに、それ』 「なんか口に咥えとかないと落ち着かないんだろ?」 『……、ちがうし』 「じゃあもうちょい我慢してみな」 と、いうとシバは 大人しくテレビの方に向き直るが すぐにそわそわと落ち着きが無くなる 自覚すると余計に口寂しく思うのだろう 「祈織、」 『な、に?』 と、急な名前呼びで驚いて振り向くシバ かわいい、と唇にキスをしてやると ずっと口寂しかったシバは はむはむ、と夢中で吸い付いてくる 『んん、っちゅ、ん、』 かわいい、と頭を撫でて 耳を弄ってやると ふる、と少し身体を震わせる 俺の事を見てくる 「シバ、アイス食お」 と、キスは終わりとわかるような言葉を告げると 少しだけ む、とした顔をしたが アイスが食いたかったのか すぐに冷凍庫に向かう俺を追いかけてくる 『雪見とパピコ買ったから半分しよ』 「おー、どっちから食う?」 『どっちも』 「また溶けるぞ」 『すぐ食うから溶けないし』 と、シバはご機嫌に アイスを2つとも手に取った 口寂しいんじゃなくて 単純に腹減ってたのかな、シバ

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