いつも行く居酒屋ではなく お洒落な 個室ダイニングバー & レストラン。 まあ。話しやすいようにしたんだろうけど。 ビックリしたのが ここ。 フードのレベルがかなり高い。 お値段は居酒屋より高め設定だけど イタリアンよりなのかな。 生ハムは切り立て薄切りで柔らかく 口溶けが最高。 塩分もちょうどいいし。 肉は炭火焼で 綺麗な断面。 ソースが醤油ベースガーリック風味で 玉ねぎの甘みがまたいいんですよ。 空腹で酔わないようにと頼んだマルゲリータが まあ。。シンプルなのにチーズの深い旨味と とにかく皮がもちもちで。 こういう一見なんの変哲もない様な料理で その店の実力が一番よくわかる。 皮も手作りなんだろうなぁ・・。 新の手伝いをするようになり 仕込みがどれぐらい 大事なのかよくわかるようになった。 というか仕込みで全て決まりますね。 それにどれくらい手間暇をかけるかで 味が全然変わってくる。 また嬉しそうな顔して料理するんだよなぁ。アイツ。 まるで恋人を愛おしく見つめるような表情で 千葉さんから卸して貰った肉のブロック ずーっと眺めてて。 千葉さんと話をして お試しで切り落とし価格で 卸して貰えるようになったってガキみたいに はしゃいで。 いい人だなぁ。千葉さん。 良かったよなぁ。。ホント。 直送の野菜は端の端まで使う。 皮も滅多に捨てないしな。食えない物以外。 きんぴらにしてお通しに使ったり 隅々まで洗って皮ごと調理したり。 「野菜は皮と実の間が一番旨いからね。 捨てちゃうのはもったいないんだよ。」 ニコニコと微笑みながら新はそう言ってた。 幸せそうなんだよな。 ちょっと羨ましくて。 あんな風に仕事に向き合える新が。 手をかければかける程 材料達は 美味しくその身を変貌させちゃってですね。 で。 ほっぺた落ちる程旨い料理が出来あがる。