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第18話
「あぁ、悦い。実に悦い奴隷になってくれたものだ」
ぐいッ、とアルトニーの頭を引き寄せ、ウァラウムは腰をやり始めた。
「うぐぅッ! うッ、んんッ、ぅうう!」
「あぁ。喉の奥、柔らかいですね。締まりもいい」
苦しい。
涙が滲む。
それでも、脳の隅で痺れるこの快感は何だ?
憎い仇に口を犯され、それでも悦んでいるのか、この私は。
「出しますよ。飲みなさい」
「うぅ、ぐッ!」
大量の苦い体液が、アルトニーの咥内にもたらされた。
粘りのある、独特の臭気に吐き気さえ覚える。
それでも突っ込まれたままのペニスに口を閉じることを許されず、ただ飲み下した。
「うッ、げほッ! うぅ……ッ、げほッ! げほッ!」
「よくできました」
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