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第21話

 跳ねて暴れるアルトニーを組み敷き、その両脚を自分の肩に掛けると、ウァラウムは淡々と彼の後ろを拓いていった。 「指、増やしますよ」 「ぐぅうッ」 「力を抜いて。そしたら、もっと気持ち悦くなりますから」  くちゅりくちゅりと音を立て、アルトニーの後膣は意志に逆らい徐々に緩んでいった。  ウァラウムの指が蠢くと、体内の粘膜が擦れる。  それが、悶えるような悦びに変わってゆく。  押し殺した声が漏れる。  片手で、顔を隠したアルトニーの姿。  その下にあるのは、屈辱の涙か。  それとも愉悦の喘ぎか。 (どちらにせよ、私には美味しいことに違いはありませんけれどね)  充分にほぐれたアルトニーの後膣に、ウァラウムは自らのものをあてがった。 

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