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番外編2・電話して抱かれて恋模様。(4)

 そうしたら、先輩はキスだけで腰を抜かしたぼくを横抱きにして寝室まで運んでくれた。  ふかふかなベッドの上に寝かされたかと思ったら、またぼくの唇が塞がれる。  だけど今度はキスだけじゃなくって、先輩の唇はぼくの口の端を伝って首筋から鎖骨へと移動していく……。 「せんぱ……」  うそっ!?  気がついた時には、いつの間にかぼくはパジャマを着ていなくて、裸体を披露していた。 「やっ、せんぱっ!!」 「俺の名前を呼んだ可愛い君が悪い。会いたいとかそんなことを言われたら、もう抱くしかないじゃないか」  先輩は早口でそう言うと、ぼくの乳首に吸い付いた。 「やっ、やっ、せんぱ、そんなに吸ったら、おっきくなっちゃ!!」 「なればいい。可愛いここもすべて、俺のものだ……」  甘噛みされ、歯の隙間からチロチロと舐められる。  乳首の一方が終わると、もう一方も吸ったり舐めたりを繰り返した。 「……っふ、ああっ!!」  その度に、ぼくの腰は跳ね、ベッドのスプリングが軋みを上げる。

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