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番外編2・電話して抱かれて恋模様。(8)

「ん、んっ、せんぱいの、出して! いっぱい欲しい!!」  ぼくがお願いするのと同時に、お腹の奥目掛けて先輩の白濁がたくさん注がれた。  先輩に抱かれて心が満たされたぼくも、自身から白濁を流し、イってしまった。 「……ごめんね、君があまりにも可愛くて、どうにもセーブができなかった……」  先輩に抱かれた後、全身拭かれて綺麗にしてもらったぼくは今、大好きな彼と一緒にベッドの中にいます。 「すき、だから。へいき」  喘ぎすぎた声は、掠れている。  聞き取りにくい声なのに、先輩はちゃんと聞き取ってくれた。 「可愛いな~、ほんとに」  先輩はそう言うと、ぼくの額にキスを落とす。  その行為がくすぐったくて、心地好い。  先輩は意地悪なところもあるけれど、でも優しくてすごく好き。  ぼくは先輩の広い胸に頬を擦り寄せ、甘えた。  目を閉じると、抱かれた疲労からか、それとも安心してか、眠気が襲ってくる。 「そういう仕草も……困ったなあ」  ボソリと呟く先輩の声を、どこか遠くで聞きながら……。 **END**

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