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番外編2・電話して抱かれて恋模様。(6)
ぼくはいやいやを繰り返し、先輩に訴える。
「可愛い、可愛いね」
だけど先輩は全然聞いてくれない。
それどころか、感じる部分をさらに強く擦ってきた。
「っふ、ああああっ!!」
先輩からもたらされる行為で、ぼくのものは大きく膨れていく……。
そしたら、先輩ってばちょっと意地悪なんだ。
ぼくの腰をいっそう持ち上げると、自分の足で顔を跨ぐようにして開脚されてしまった。
おかげでぼくの勃ち上がったものが目の前にある。
自分が放った先走りを顔に被ってしまう。
「あっ、っふ!」
視界が歪む。
目からこぼれ落ちる涙は快楽のものだ。
気持ち好すぎてどうにかなっちゃいそうだ。
自分の先走りと涙で、ぼくの顔はもうぐしょぐしょに濡れている。
自分の今の姿を想像するだけでもイきそうだ。
もう、ダメ。
先輩が欲しくてたまらない。
指だけじゃ足りないよっ!!
「せんぱっ、ぼく、もうっ、抱いて抱いてっ!」
「どうやって?」
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