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3000日ぶりの口論と酒の味(キャラ設定)

●ソード(ソーディン) 歳は20半ばくらい。筋骨隆々の長身。目元に大きな傷がある。彩度の高い茶髪赤眼。 生まれは南の国。一人息子だったため、魔法術師協会の会長だった父親に異常なまでに教育を施される。才能は開花したが協会の気質と父親に反発し、3000日前のウィザとの喧嘩をきっかけに家との縁を切る。 以来各地を放浪しながら己を鍛え、北の魔王を討伐するに至った。剣士を選んだ理由は「魔法術師のスキルを活かせ、かつ対極に位置するタイプの職業だから」。 ウィザに対してはネガティブな感情はあまりないが、やや嗜虐心がある。自分に対して感情的になる姿を見ているのが昔から好きだった。 ●ウィザ(ウィズアルド) 歳は20半ばくらい。長身だが痩躯ではない。目付きの悪い三白眼。彩度の低い青髪青眼 生まれは北の国。伝説の勇者の子孫という出自故の周囲の期待を煩わしいと感じ、一人でも没頭できる魔法術にのめり込む。剣以外のあらゆる分野に一定の才を持つが魔力量だけは凡人並なのがコンプレックス。 ソードが寄り付かないという理由もあって魔法術師協会の門を叩き、血の滲むような努力の末に協会長の地位を勝ち取る。 ソードに対してポジティブな感情はあまりない。世界一嫌いで憎んでいる男だが、同時に自分の全てを吐露しても受け入れてくれる相手として寄り掛かっている部分がある。

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