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ペットショップⅣ
「この子…このミアという子に会うことはできるかな?」
「ええ、もちろんでございます。ご案内致します」
サカモトにタブレットを返却し、後に続く。
案内された部屋も、先程の部屋と同じような豪華な部屋だった。
ソファへ促され、深く腰かける。
実際に対面できるとあって、少し緊張するが、期待で胸が弾む。
「こちらは、ふれあいルームとなっています。実際に言葉を交わし、触れて、遊んで頂ける場です。
飲み物やおやつも与えることも可能です。
ペットに対して暴力的な言動または行動、ペットに挿入を伴う性交を行うことは禁止させて頂いておりますのでご理解とご協力よろしくお願い致します。
ペットが嫌がらなければ、挿入以外のことなら何でも大丈夫ですので、玩具で遊んだり奉仕させたり色々試して吟味なさって下さいませ。
そのためのふれあいルームですので」
「なるほど。だからベッドが置かれているのか」
「あちらのドアからミアが参りますので、優しく迎えてあげて下さい。
私共は別室で控えておりますので、何かありましたら、こちらのボタンで及び下さい。
では、是非心ゆくまでお楽しみ下さいませ。失礼致します」
サカモトは私に一通り説明を行ったあと、すぐに退出した。
一人になると何だかソワソワして落ち着かなくなってきた。
ほんの2、3分さえ、長く感じ、部屋の奥のドアから来るらしいので、ずっとそこを凝視する。
すると、ゆっくりとドアが開き、ミアがチラリと顔を覗かせた。
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