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レイン Ⅲ
1ヶ月以上更新できずにすいません…
いつの間にやらリアクションを複数回押せるようになってますね!やったー!
皆さんもMAXまで押して私をよいしょしてください(笑)
褒めて伸びるタイプなので…( ̄▽ ̄)
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私がご主人様に飼われてから約1ヶ月。
未だ、夜のお勤めをしたことが1度もありません。
そもそも、服装だけはペット専用で、それ以外はただの執事や侍従のような扱いで、ご主人様に全く可愛がって貰えていません。
ヤる気満々なのはいくらペットでも少しはしたない気がするので、私からはお誘いする勇気が持てず、
ただ毎晩ご主人様を思って身体の熱をどうにか治める日々が続いています。
しかし、今日こそはご主人様に尋ねてみようと思うんです。
寝る前に、いつもご主人様に挨拶をして眠りますが、今日は違います。
「あの…ご主人様、お願いがございます」
「なんだ、レイン?」
「ご主人様と寝てみたい…のです」
「お、俺と?いいぞ?たまにはレインも甘えないとな」
お願い作戦は成功し、無事にご主人様の部屋へ入ることが出来ました。
「さ、れ、レインはこっち側だ。えっと、電気を消すぞ…っ!」
「あ!あの…っ!ご主人様には私が必要ではないのでしょうか?」
「れ、レイン?」
「私はご主人様に可愛がって欲しいのに…ご主人様は全く私に触れてくださらないです。
私には魅力がないのでしょうか?好みではないのでしょうか?毎晩お待ちしているのに…ご主人様には、特別な夜の相手をする方がおられるのですか?」
ひとつ言葉に出してしまえば、タガが外れたように口から不安や悲しみが溢れて来て、ご主人様が口を挟めないほどに捲し立てていました。
「どうか、ご主人様のお情けを頂けないでしょうか?」
「レインがそんなふうに思ってたなんて知らなかった…でもごめんレイン。俺、俺…実は…っ、ど、童貞なんだ!!!」
ドウテイ…?
どうてい、どうてい…どうてい…!!?
童貞ー!?
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