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第51話
ソファーでうたた寝してたら
着信音に起こされた。
「もしもし・・・」
『あっ、ボクボク!』
「ボクボク詐欺さん、こんにちは。」
『・・・・・・・・・面白くないから。』
久しぶりな親友の冷たい一言に少し凹む。
『あのね~この前、頼まれてたの~OKだから。』
間延びした言い方に不満はあるが
今回は大切なミッションを果たしてくれたから
突っ込まないでおいてやろう。
「ありがとな。今度お礼するよ。」
『チーズタルト1年ぶ・・・』
強制終了をして携帯をテーブルに置く。
君はどんな顔をするかな?
そんな事を考えてると自然と顔が緩んだ。
仕事から早く帰らないかなぁ。
俺は起こした体をまたソファーに沈めた。
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