130 / 136

ハッピー・ウェディング 4

 恥ずかしそうに身体をもぞもぞさせるのを見ると、余計に虐めたくなる。  そのまま身体を倒して開脚、秘孔がよく見えるようにポーズをとらせると、総一朗はシーツに顔を埋めるようにした。 「そんなに見ないでくれよ」 「見えた方がやりやすいもん。ここだってオレを待っててくれてるんだろ」  しばらく周囲を優しく撫でてほぐしたあとは人差し指を深く差し入れて、感じる部分を刺激する。 「イイのはこの辺りだったよな」 「あっ、や……」  総一朗は小さく叫んで腰を浮かせた。 「もう一本、加えちゃおうかな」  中指も入れてかき回すと、襞がぎゅうぎゅう締めつけてきた。 「ああっ、あー、あーっ!」  相当感じているらしく、総一朗はイヤイヤをするように身体をねじった。 「まだイッちゃダメだぜ」 「わ、わかってる……けど」  二本の指を締めつけるパワーに、創は自分のモノがそうされるのを想像して、激しく興奮した。  早くひとつになりたい。  彼の中ではじけたい。 「入れたぜ、ほら……」  熱く囁きながら、創が再び熱くたぎったペニスを強引に挿し入れると、総一朗はその背中にしっかとしがみついた。 「ふぅん、あっ」  初めて結ばれた夜よりも強い、想像以上の締めつけ具合だった。

ともだちにシェアしよう!