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ハッピー・ウェディング 6

 だが、三十分と経たないうちに復活した創はグッタリしている総一朗に手を伸ばして愛撫再開、ペニスを無理に扱きながら挿入を繰り返し、お相手はすっかりヘバる始末。  そんな調子で、創の何度目かの要求からようやく解放された総一朗がシャワーを浴びに行った時刻はと言えば、既に夜中の三時をまわっていた。 「……まったく、激しすぎるわ。手加減ってものを知らないんだから」  バスタオルを巻いた姿で浴室から出てきた総一朗は満足気な顔でタバコを手にしている創をギロッと睨みつけた。  彼がおしゃべりしたくてうずうずしている時や、やいのやいのと文句をつける時にはおネエ言葉に切り替わると承知しているため、そらきたぞと、こちらも身構える。 「シャワーを使ったら後ろがヒリヒリして、痛くてたまらなかったわよ」 「アソコが老朽化してるからだろ」 「言ったわね! その老朽化したアソコに、さんざんお世話になってるくせに」 「エネルギー注入で若さを与えてるんだ、お世話してるのはこっち」 「注入はけっこうだけど、後始末が大変なんだから」 「文句言うなら、ゴムぐらい用意しとけよ」 「そっちが持ってきなさいよ」 「しょうがないだろ。急な出発だったんだから、そこまで気がまわるかっての」  またしても始まった夫婦漫才と呼ぶにはあまりにもお下劣な会話のため、ここでは中略して、書き控えることにする。

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