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第二の人生楽しみます!!ありがとうございます!!

「俺はお前なんかに興味もない!!汚らわしい!今後近づくな!!」  運命の番であるはずのアルファから拒絶され殴られたショックから前世の記憶を思い出した。 自分の状況というよりも、自分が犯した行動に一気に羞恥心がかって顔もあげれずにいた。 けれども、とりあえずこの状況を収めようと少し顔を上げ苦笑いで、 「ごめんなさい。二度と近づくことも関わることもしないから。本当にすまなかった。」 それだけを言い終えその場を後にした。 現在、教室にて自分が恥ずかしくて机に突っ伏しているのは、小野山 玲桜(このやま れお)全力でバカのオメガです。 この学校に入学して1ヶ月。 入学式に出会った 遠凪 生馬(とおなぎ いくま)こと、俺の運命のアルファに、そりゃもう全力でアタックしまくったわけです。 『俺と番ってくれ!』から始まり、『君の子供が生みたい』、『次の発情期に過ごしてくれ』・・・・その他いっぱい。 もうほんまアホの子やん・・・ 羞恥心も知らずに相手のことも一切考えないアホに育ったのは、絶対にデッロデロに甘やかす兄のせいだ・・・ 忙しい父親アルファ。 その父を支えるためにいつもそばにいる父Ω。 基本家に居ないから代わりに俺を教育してきたアルファ兄。 いや、わかるよ? 両親がそばに居ないから寂しい思いをさせてる弟に、しかもオメガという性を背負って生まれてきたのだからと全力で甘やかしてしまったのは仕方ない。 んなわけあるか!!! 分別くらいおしえんかい!!! 全力で歩く恥さらしやんか!! 何してくれとんねん・・・そりゃ運命の相手にもドン引きで逃げられるがな・・・。 前世の記憶を思い出してしまった俺は机から顔なんかあげられるわけもない。 なにせ前世は45歳で3人の男の子の母をしていた女性でしたから。 大病を患って45歳で亡くなった俺の前世。 あれ? けど前世も日本だったけど、オメガバースなんてなかったぞ? ということは、BLの世界に入り込んだのでは!? え・・・待ってこれって神様からのボーナスラックですか? そうですか・・・・ ありがとうございます!!全力で楽しませていただきます!!!! 腐女子ライフをしながら子育てをしていた俺は、この世界を知っている。 自分が男性オメガでも違和感なく受け入れられる。 あかん。 運命に拒絶された後だけど希望しかない。 嬉しくなってきてニヤニヤが止まらない。 「おい。俺の授業で昼寝とはいい度胸だな。」 頭上から振ってきた声に勢いよく机から顔を上げて見上げると、青筋をたてながら俺を睨んでくる数学の教師がいた。 「すいません。起きました」 机の中から教科書をノートを出して筆記用具をだす。 この先生めっちゃ怒ってくるから怖いんだよなぁ。 ちゃうわ。 俺が真面目に授業も受けずに生馬のことばっかり考えてたからやん。 そりゃ不真面目な生徒を嫌いにもなるわ。 「玲桜、この問題をといてみろ」 黒板を指しながら溜息をこぼしてきた。 こんな生徒でごめんな。 真面目に受けたるわ! 第二の学生生活楽しまんとな! 「うーん-8!」 結構複雑な問題だけど、数学が好きだった俺は笑顔で答えた途端クラス全体から音が消えた。先生にいたってはポカーンとした顔で「は?」って言ってる。 「あれ?あってますよね?上の数式がこうで、次がこうで、・・・で、これとこれを引いて-8。あってるじゃん」と、怪訝な顔で先生にかえした。 「え、いや、玲桜が答えられると思わなくてな。すまん。合っている。」と動揺しながら謝られた。 あっ・・・・・・・ やってもたああああああ! 俺は全力で生馬を追いかけてたから授業なんて興味なくて、勉強できないアホの子だったやん! そりゃいきなり難しい問題解かれたら困惑しかないわな。 もういいや・・・ 机の木目でも数えとこ・・・・。 顔なんてあげれるかよ・・・・。 こんなアホに誰がしたんや・・・・。

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