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第五章・8

 和正はリズミカルに腰を挿れながらも、祐也へのいたわりを忘れなかった。 「祐也、どう? 痛くない? 苦しくない?」 「んぁあ! あ、はぁ、はぁ、あぁ! っく、あんッ! んあぁあ!」  いい声で啼いている、ということは。 「気持ち、い? 祐也」 「んぁ、あ。いいッ! あぁ、あ! 和正さん、気持ち悦いぃ!」  これまで自分の身体を嬲ってきたどの客より、和正は祐也を悦ばせた。 (なに、これぇ……。悦すぎて、おかしくなっちゃうぅ……)  二度目の精を吐きながら、そんなことをぼんやり考えた。  すぐに、我に返ったが。 「ンぁあ! 和正さんッ! 奥、凄い! 深すぎる、からぁ!」 「何か当たってるな。何だ、これ」  ごりッ、ぐりりッ、と最奥を抉られ、祐也は無意識のうちに腰をやっていた。 「あぁ、あ。気持ち、い。んぁ、あぁ! ヤぁああ!」  硬く勃ち上がった祐也のペニスが和正の腹を擦り、体液で汚す。  そんな淫らな年下の恋人に、和正は眼がくらんだ。 「祐也、内に出しても、いい?」 「ナカに! 内にちょうだい! いっぱい、出してぇえ!」  ずん、と和正は深く腰を挿れ、精を解き放った。 「あぁああ! あ、んぁ、あ! あぁあん!」 「祐也……」  長い長い、射精だった。  祐也を想い続けた分、それはそれは長かった。

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