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第九章・6
「う、うぅ。あぁ、ぅん。はぁ、あぁ……」
すらりと形の良い脚を撫でまわされながら、祐也は制服のスラックスを脱がされていく。
「清水くん、今ナニ考えてるの?」
「あ、あぁ。ゾクゾク、します……」
「もっと言って」
「はぁ、あ。こ、興奮してますッ!」
鳴滝さん、と祐也は和正の身体に腰を擦り付けた。
先漏れの体液が、和正のバスローブを濡らす。
「さ、全部脱がせちゃった。どうする? お星さまが皆でじっと見てるよ?」
「お星さまたちは……、見守ってくれてるんだと思います」
やっぱり君は最高だ、と和正は祐也の後膣に手を添えた。
「制服脱いじゃったから、清水くんはもう祐也だね。俺の、俺だけの祐也だね」
「和正さんは、僕だけの和正さんなんですか?」
当たり前だろう、と和正は指を進めた。
湯上がりで柔らかくほぐれたそこは、和正の太い指をすぐに呑み込んだ。
「僕の。僕だけの、和正さん……っ!」
電流が、全身を巡ったようだった。
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