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プロローグ

 魔術師には必ず、1体の妖魔(ジン)が仕える。  妖魔は魔術師の忠実なしもべだ。その姿は様々で、竜、妖精、幻獣と多岐に渡る。  彼らは主人が呼びつければすぐに参上し、主人のために働く。彼らは主人には決して逆らわず、忠義を尽くす。  そのはずなのに――  少年が呼び出した妖魔は、 「俺と寝ろ」 「え……?」 「もっとわかりやすく言った方がよかったか? 俺とセックスをして、俺のものになれ。そしたら、契約を結んでやるよ」  ふてぶてしい表情で笑って、とんでもない要求を突き付けて来た。

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