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第73話

「天理くん!摂理くん!おはよー!」 ふふっ…二人共朝は相変わらず弱い。だからそっくりな寝顔で眠ってる姿を眺めるのが朝の楽しみだ。 けど今日はゆっくり寝せてあげられない。 「起きて。もうすぐみんな来ちゃうよ」 「…千雪がキスしてくれたら起きる」 「摂理。それはだめ」 「いいよぉ!!」 「ちょ!千雪!!」 摂理くんの頬にキスしてしょぼんとしてる天理くんにはちょっとねちっこいくらいのキスをする 「千雪…」 「ん?ご機嫌治った?」 「ん…」 「よかった。じゃ!お着替えしよ!!」 いそいそと支度をして摂理くんと天理くんの用意してくれた食事を並べてそしたらタイミングよくインターフォンが鳴った。パタパタと駆け出して出迎えるとそこには大好きなみんながいた。 どんっ!! 「わわわっ!!」 「弦ちゃん!!あけましておめでとうー!」 そう言っていつものように俺に抱きついてキスしてくれる朋ちゃんを支えているその姿を微笑ましく見てるつーくんがいて未だ二人の世界のきー兄ちゃんと久さんがいて… 大好きな人に囲まれてご飯食べて笑い合って…あぁ。楽しいなぁ。これまでもずーっと楽しかったけどこれからもっともーっと楽しくなりそうな予感がするんだ。 ねぇ。大好きなみんな。まだまだダメダメな俺だけどこれからも側にいてね 「あけましておめでとう!これからもずーっとよろしくね!」

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