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081 溺れそう、だ……:S
じんとする痛みで気がついた。
次の瞬間。すごい勢いで快感に襲われた……て、いうか。ずっと襲われてたのに気づいた。
痛みは頬で。
快感は腹の中、下。
ちんぽのつけ根、中。
アナルの中、奥。全部だ。
「ッう!? あッう、れい……」
「起きた?」
目の前で、玲史の顔が揺れてる。
後ろからやってたはず……が、正面になってる。
あと、なんか苦しい……のは、腰が上がってるせいか。身体が折り畳まれてるっつーか。尻が上向きっつーか。
そこに、玲史がちんぽをブチ込んで……る。
「んッ、あッまてッ……アッ!」
「待たないって言ったじゃん」
ナカに。奥に、ビリビリする快感。コレ、もう……ッ。
「く……ッも、イクッ!」
「いいよ。きみがイッたら僕もイク」
笑顔の玲史が、一段と強く俺の直腸の奥を突く。
「ッあ、アアッ……ッ!」
下半身が波打つ。気持ちよさに、視界が点滅する。
落ちない快感……今の、出さねぇでイッた……。
「そのまま、イッてて!」
「ッ! ひア、やッ……!」
玲史のちんぽが、さらに速くナカを突く。削る。擦る。
また、この……逃れらんねぇ快感。
イッてんのに、またイキたい。
ツラいのに、もっとほしがる身体……制御出来ねぇ。
頭ん中痺れて、わけわかんなくなっちまう……!
「もっと? 気持ちイイの、ほしい?」
顔は霞んで見えねぇが、極上の笑みを浮かべて言ってるような玲史の問いに。
「ッほ、しいッ! れ、いじッ……くッッ……!」
いつのまにか玲史の腕を掴んでた手に力を込めて、答えちまう。
ぶるぶるする腰を、ありったけの力で玲史に押しあてちまう。
「ア……ックる、まッたイクッアアア……ッ!!」
デカい波がきて、快感が爆発する。
「ッく、イイ……ん、出す……ねッ」
ナカで、玲史のちんぽがドクドク……熱い……。
「う、あッ……はッ、はぁッ……」
今の内に息、ちゃんとしねぇと。
ズレてた目の焦点が、少し合う。
玲史の顔。瞳、が……ギラついて。見下ろす瞳、が……俺を射る。
「まだ休んじゃダメ。すぐガチガチにするから」
「な……ん、あ……ッひイ、ア……ッッ!」
腹を押された。
ちんぽの根元の上らへん。そこ……腰が跳ねるくらい、何かがクる。強く押されて。アナルの中で動くちんぽと擦れるみたいな……。
「前立腺コリコリ。気持ちイイ……ほら、もうバッチリ」
言葉通り。
硬い肉がまた、腹の中に刺さる。刺さる。
弾けた快感が、一気に集結する。
「は、あッ……れいじ、やめッあ……ッくう……ッ!」
「もうイク? いいね。イキまくりなよ」
「ッ……や、うあッ! イクッアアアッッッ!」
「あ。でも、飛ばないで」
玲史の声が遠い。
立て続けはマジ……で、おかしくなる。
いや。
とっくになってる……か。
ちんぽ、勃ったまんま……ナカでイク。勝手に、ナカで。ドライでイク。
バカみたいにイイ。
頭ん中、ぐるぐる……する。
「紫道 」
頬が、じんじん……。
「ッつ……!」
するところを、叩かれた。
「起きて。まだ終わりじゃないの」
「あ……」
「もっとイケるでしょ?」
「い……」
イケるとしても。
また、すぐ飛んじまう。
で、また……お前にひっぱたかれて起こされて。
また、すぐイカされて。
で、飛んで……。
脳ミソ、マジでとけちまうんじゃ……!?
「僕はまだイケるから。つきあってね」
頬を、今度はやさしい手つきで撫でる玲史。
「好きなんでしょ?」
ああ……好きだ。
お前が。
「好きなだけやっていいんでしょ?」
ああ……やれ。
お前に喰い尽くされるなら、それもアリだ。
声で答える代わりに、掴んだ腕を引いた。
閉じるヒマのない口に、玲史の舌が入ってくる。
口ん中、気持ちいい。酸素より熱い舌を吸うの優先で。息苦しくてもいい。
玲史としかまともにキスしたことないが、気持ちいい。心地がいい。ずっとしてたい……が。
キスに夢中になるには、身体も頭も余裕がねぇ……!
意識なくして戻されるの、ほんの数秒か? 数十秒か?
その間も。起きてからも。ずっと突かれてるアナルは、ずっと軽くイッてるみたいにじわじわイイまんまで……。
「ッん、はぁッあッ……!」
顎を上げて、息を吸う。
イッてるのにイキそうで。叫びたくなる!
「クる? じゃあ、こっちも」
玲史が見えなくなって。
「あッううッ!」
乳首が痛ぇ!
ナカ、破裂する!
「ッい……イクッアアア……ッ!」
「まだまだ。もっとクるから」
まったく休まず。速いピストンで、玲史がちんぽを打ち込んでくる。
腹を、グッグッて押しながら。
乳首、に咬みつきながら。
容赦ない突きで、俺のアナルを。身体を。頭を、ブチ狂わせてくる。
「イッて出して、イキ狂ってよ。僕のちんぽで」
「ぁアッ、やめッろッ! い、まッはッ!」
「やめないってば。もっとほしいくせに。痛いのも、よくなってるんじゃない? ナカ……喜んでる」
耳元に熱い息がかかり。
「いッてッ!」
耳たぶに痛み。
耳ん中舐められて、クチュクチュ音が響く。
アナルん中、ちんぽが掻き回す。
痺れる。
イキそう、だ……!
「今度。ピアスの穴、開けよっか。いい?」
「い、い……ッ! あうッれ、いじッ!」
何でもいい!
もっと強く!
早くイカせてくれ!
「ッア、イクッアアア……ッ!!!」
「ん……ナカ、すごい……あー気持ちいッ」
「ッッッ……ぁ……」
終わん、ねぇ……イッて、イッて……また……。
「ね、紫道。今日はナシだけど、次はオモチャ使わせて……ここ」
「ッッア! ヒィア、そッこッや……」
ちんぽの先を掴まれ。尿道口をいじられ。
キャパ超えて重なる刺激に耐えられる自信……。
「プラグ入れていい? 気持ちよくなるよ」
プ……ラグ?
何……何でもかまわねぇ!
ちんぽ、バクハツする!
バカんなる!
「潮吹き、上手になったね。あ、ザーメン出てくる。トコロテンもバッチリ」
は……出てんの……か?
漏ってんのか?
何出しても気持ちい、ツラい……気持ちいツラい、ツラい……!
「いい、からッそ……れ、やめ……ろッ」
「いいの? プラグ」
「ッア、いい! いい、からアアアッ」
ちんぽがラクになってすぐ、ナカにアレがキた。
「くッッ! ヒア、も……むりッア、イッ! クッッッ!!!」
シーツから浮いてるせいで、腰に力が入らない。脚を玲史の背中に回してしがみつく。
そうしてねぇと、どっか飛んでっちまう……!
バカみたいに気持ち、い……こんなの、無理……だろ。
息、出来ね……溺れそう、だ……。
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