「あ、あぁ！　はッ、はぁッ！　あぁ、あ！　っく、あぁあ！」 　脚を大きく広げ、白穂は自分で足首を掴んだ。 　結合がさらに深くなり、興奮が渦を巻いた。 「白穂ッ。何て格好してるんだろうね、君はッ！」 「だって、あぁ、んんッ！　気持ち、悦いんだぁ、こうすると！」 　骨まで叩きつける勢いで、希は腰を穿った。 「あ、来る。キちゃうぅ！」 　びゅるっ、と白穂は精を飛ばした。 　それでも構わず、希は律動を止めない。 「はぁ、はぁ、あ。やだッ、ダメッ！　今、イッてるから！　あぁああ！」 　とめどなく精を吐き続ける白穂の身体は、言うことをきかなくなっていた。 　希の動きに併せてうねる、腰の動きが止まらない。 　ひくひくと痙攣する、下半身の痺れが治まらない。 「うぁあ！　希……、希ぃい！」 「っく。出すよ、白穂！」 　ひときわ強く腰を叩きつけ、希は初めて白穂の体内に精を吐きだした。