前と後ろ同時にイジられながらの絶頂は深くまだ身体がピクピクとする。後ろに入ったままのローターはまだ動きを続けていて過ぎた快感を与えてきた。 「はぁはぁ♡んっ、あああっ♡…たくまぁ、なかの、一回とめてぇ」 「あぁ、翔イく時お尻ギュって締めちゃうからまた感じちゃった？確かに他の振動も試したいけど俺もそろそろ限界かも…」 　カチッと音がして中の振動が止まる。コードを引っ張られゆっくりと抜ける感覚にも快感を拾いながら、未体験の気持ちよさから逃れられることに安堵した。が、拓真は入り口付近で引っ張ることをやめてしまった。 「たくま、なんで…ぬけよぉっ」 「んーせっかくだから、翔に最後は出してもらおっかなって」 　実に楽しそうに笑いながら悪魔のようなことを告げてくる。しかも、さりげなく胸の前で両手を纏められてしまった。 「そんなのっむりにきまってるだろっ…しかも手使わないでなんてできないっ」 「大丈夫。翔ならできるよ♡」 　こうなったら拓真は笑顔で必ずやらせると翔は誰よりも知っている。だが、どうにもこうにもどうやったらうまく出せるのかわからないし、とろけた思考回路では考えることもできない。 「やぁ、たくまぁできなっ」 「かわいいけど、だぁめ♡ほらここに力入れて、見ててあげるから」 　下腹部を軽く押されその刺激にもピクリと反応してしまう。更に脚を大きく開かれると後から出るコードもなにも丸見えになり、羞恥でキュッと締まってしまうのを感じた。 「ほぉら、がんばれ♡ひっひっふーだよ」 　クイクイといたずらにコードを引っ張ってくるが手伝う気はないらしい。覚悟を決めて翔は下腹部に力を込める。 　排泄も似た感覚と、それを見られている事実に羞恥でおかしくなりそうだ。 　力を込めるコツを掴むと少しずつ孔を広げながらローターが顔を出す。 「はぁん♡」 　半分ほど出してしまえば後は勝手につるりと中から出ていった。くぷんと抜ける刺激にも感じてしまい、あっ♡と声が漏れる。 「えらいよ、翔。よくできました」 　チュ、チュとリップ音を立てながら頬にキスを落とされる。最高にエロかった。と囁かれれば顔全体が熱くなった。 「それじゃご褒美あげないとだね♡」 　突如ガバリと身体を起こした拓真は翔の痴態でギンギンに育ったものを後に宛てがった。