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Dog eat Dog 21
張り詰めた先端をぐずぐずになるまで解した穴の入り口に押し当てると、柔らかいソコは抵抗もなく飲み込みそうな動きを見せる。入り口の締め付け部分をカリで押し広げてやると、中田が駄々っ子のように首を振り、逃げようとずり上がって行く。
それを追いかけて、逃げられなくして、そして ぐっと腰を押し付ける。
解すことだけは手を抜かないせいか、柔々としたしたアナは文字通り敏感な先端をねっとりと包み込んでくる。
「 ぅあ、な んだ ?」
……キモチイイ。
ぶる と腰が震えて思わず行きそうになったのを、身を固くしてやり過ごす。中田が、オレの下でそんな姿を見て笑ったような気がして……
「 っ 」
奥歯がギリギリと音を立てるのを感じながら、一気に最奥へと腰を押し込めてやると、ナカの襞がオレに押しのけられて、ヌルヌルと逃げながらも締め付けてくるのを感じる。
ローションの立てる泡と水音、肌がぱちゅん ぱちゅんと粘着きながらぶつかる音が、水の底のように静かだと思っていた部屋の中にこだましていく。
「 あ゛ ん゛ っぃ、あ、あ、ぁ、あ、っ 」
最奥を犯す度に、中田の口から声が零れる、取り留めない、単語にすらなっていない、ただの音の羅列。
それはもし意味を持ってたとしたら、手加減をしたのか と問われるとno!なんだけど。
「ちんぽキモチイイって言ったら、前立腺グリグリしたげるよ?」
「 っぅ゛ 誰が だ、れ、 っぁんッ」
「うひひ!いい声っ」
オレの与える律動に、言葉はまともに紡げていない。そんな姿がたまらない‼︎
うっとりとしながら、柔らかく包み込んでくる内壁にごりごりと自分の気持ちいい部分を擦り付けると、オレのモノに沿うように締まってきて搾り取るように動く。頭を殴られるような気持ちの良さに、知らず知らずに眉間に皺が寄る。
じゅ……ぽん……
出そうになるのを堪えるために体位を変える動きに紛れて腰を引くと、強請るように名残惜し気に入り口が最後まで縋りつく。
「ほら、こっち見て、中田さん、メス顔晒してイクとこ見せて、腹の奥に種付けされてるトコ見せてよ」
体格差があるせいかひっくり返すのも一苦労だったけど、それだけの時間があれば射精感を逃すのには十分だ。
少し前まで酒を飲みながら、自慢 自慢 自慢の話のオンパレードだった男が、ぐずぐずに泣いて鼻水垂らしながら喘いでいる。
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