16 / 37
第16話
「や……恥ずかし……ぃですから……」
慌てて手のひらで隠したけれど、密に濡れた茎を覆うだけで精一杯だった。動かせば濡れているのがばれてしまう。
シオさんの視線がもっと奥、尻たぶの狭間に普段隠されている蕾を見ているのが分かってもどうすることも出来ない。
羞恥を覚えれば覚えるほどにそこがひくひくと蠢いてしまう。
「やーらし」
目を眇めて囁かれ、手の中のものが一回り大きくなる。そんな性癖ないはずなのに、蔑まれ興奮が増していた。
「気持ちよくしてやるから俺の首に手、回して」
「できな……」
ともだちにシェアしよう!