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第18話

 シオさんに手首を掴まれ、首を掴むように促される。元から垂れ目のシオさんにとろりとした視線を向けられるともう逆らえなかった。シオさんの首の後ろで手を組むと、いい子と褒められキスが降る。  甘いキスに絡めとられる間にシオさんの手のひらが胸元を摘み、腰を撫でた。そうして降りた先で濡れた雄を掴んだ。 「やあ……ん」 「人に触られんの初めて?」 「ん……」 「ぬるぬる……こんなの入れたら女の子すぐ孕んじゃうな」 「や……」  先端をくるりと撫でられ、くぷりとまた滴が浮く。その滴を湧かせた小さなスリットにシオさんが指をねじ込んだ。

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