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第9話 初めての告白

学校生活にも慣れ、いつも通り紫織や清と 帰宅しようとした時 「奏多君、ちょっといいかな」 「どうしたの?」 声をかけられ振り向くと、同じクラスの 友梨が立っていた。 「これ家に帰ったら読んで欲しいの」 渡されたのは手紙だった。 ありがとう、と返事をすると満面の笑みを 浮かべ教室から出ていった。 「これは、ラブレターね」 「えっ!」 「奏多はモテるからな」 2人は茶化すように告げた。 奏多は益々頬が赤くなっていった。

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