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あ、今更だけどスーパーの袋、バッグの中に入れておこうかな。と思い道端に立ち止まりチャックを開ける。 「おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「....?」 その時、不意に後ろでとてつもない大声が聞こえ振り返る。 何事、、チンピラの喧嘩かな?.........って、.......は? さっきすれ違ったスーツの二人が人混みを掻き分けこちらに向かって走ってくるのがぼんやり見える。 「おい!!!!!!そこの高校生!!!!!!そこを動くな!!!!!!」 「.....え?!」 高校生?って俺の事?急いで首が飛んでいかんばかりのスピードで辺りを見渡すがこんな時間にこんな場所にいる高校生は俺だけで変な動悸が襲う。 キャバのお姉さんやキャッチのお兄さん、仕事帰りのおじさんなどが俺の方を一斉に向く。 こんなに一斉に視線を向けられたのは初めてで足が竦んだ。 え、いや、いやいや何コレ ドッドッドッ、と変な音が鳴る心臓を抑えている間にも スーツの二人組と俺の間の距離がどんどん縮まる ──逃げないと 頭の中で警笛が鳴り、思い切り左足を踏み出す 「どけ!!」 半ば叫ぶように俺を囲む人垣に言い放ち、開けた道を一気に加速する。足には自信があったしネオン街さえ抜ければ撒けるだろうと思った。 とりあえずネオン街を抜ける、──というところで右肩に掛けていた通学バッグを後ろから引っ張られる。 「っ?!」 グン、と体が後ろに傾き、これから襲ってくるであろう痛みに耐えるためギュッと目を閉じる 「.......ん?」 、が想像していた痛みが中々襲ってこず目をゆっくり開けると、俺の体は誰かの腕に支えられていた。 ふわりと香るブルガリの香水 「見つけた、俺の、」 耳元で声が聞こえ、バッと振り向くと肩越しに目が合う。 ギラギラと煌めく一重で切れ長の真っ黒な瞳。 ‪‪──α‬だ。 思わず喉がヒュッと鳴る。 「怖がるな。今からお前は俺のモンだ。」 圧倒的な‪α‬オーラの前に固まっているといつの間にかブレザーのボタンが外されていて、次はネクタイに手を掛けられた所だった。

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