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第17話
既に長岡の陰茎も勃ち上がり、下っ腹が痛重くなっていた。
それでも挿入しないのは三条の身体の負担を考えての事。
もう少しやわらかくしておきたいから。
だが、浣腸を含め数十分も前戯を受けている三条には既に十分過ぎる行為だった。
「も……まさ、ま…っ、……も…ぅ、んんッ」
「もう?
どうした」
「あ…う………ぁ」
とろんとした顔で一所懸命言葉を紡ごうとするが上手く言葉が出ない三条に気が付き、再度アナルの解れ具合を確認する。
突っ込んだ3本の指を拡げてみれば、いつもの淑やかさを残しつつ淫らに肉の色をみせていた。
これ位緩めば多少がっついても痛みはないだろう。
「ひ…っ、ぁ……」
指を引き抜くとローションが粘着質な音を経てた。
すっかりやわらかくなった後孔は三条の呼吸に合わせて口を開けている。
生々しく、なんて淫ら。
「ぁ……」
「物足りねぇって?
すぐにやるから焦れてろ」
ベルトを外すのも待てないのか三条は腰をもぞもぞと動かしはじめた。
無意識だろうその行動、表情の1つひとつがとてもいやらしく、扇情的だ。
腰の動きに合わせ揺れる陰茎の先には先走りが玉を作り今にも落ちそう。
これを、無意識にしているのだから末恐ろしい。
「ぁ…」
びたびたと自分のソレで尻を叩くと、じわっと三条の目の水分量が増えた。
やべ
すげぇ楽しいな
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