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第55話
長岡は自分のモノにローションを纏わせると更に数度扱き堅く勃起させた。
三条に淫らな事をさせるだけで、既にガチガチだ。
長岡は満足気に口角を上げたままゴムに手を伸ばしサイズを確認する。
Mか…
Lもあんな
キツいけど最初は使う…
「………それ、……い、いら、ない…です……」
緊張してると丸分かりの声で、それでもしっかりと意思を示してくれた。
思ってもみなかった言葉に長岡の口角は無意識に上がる。
「生でしてぇの?」
「え…」
「生で、たっぷり出して良いんだ?」
「ぁ…」
「遥登のきもちぃ中に」
「……」
「えっち」
頬に唇を寄せるとちゅっと可愛らしいリップ音がした。
そして、サラサラと頬を撫でる髪が擽ったいのか身を捩った。
随分と淫らな成長だ。
自分しか男を知らない筈なのに艶やかで鮮やかで、いやらしい。
「じゃあ、生でしような。
ゴムは後で遊ぼうか」
生唾を飲み込む音に、口角は下がる事を知らない。
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