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飼ってあげる 11

オレは緋音さんの脚を広げさせると、たっぷり濡らしてくれた指を、小さな穴にゆっくり挿入(い)れる。 「・・・っっぅんん!・・・あ・・・っダメっ!」 口ではダメって言いながら、下の穴はオレの指を深く咥(くわ)え込んで、嬉しそうに腰が揺れる。人を挑発してるんだから、手加減なんかする気はない。 オレは容赦なく緋音さんの中に指を入れて、ぐちゅぐちゅと動かして穴を広げる。指を挿入れてわかったけど、緋音さんの中がぬるぬるとしてて、やけに滑る。 ローションが・・・入ってる? 二本目を入れても全然余裕で、調子に乗って三本目を入れてみたけど、しっかり根元まで咥え込んでしまった。 「ああっ・・・はくえいっっ・・・!」 「緋音さん・・・ローション、自分で入れたの?」 少し意地悪く耳元で囁いた。緋音さんは瞬間的に顔も耳も真っ赤にして、きつくオレを睨(にら)みつけた。 「そういうの・・・言うなよ!」 「ごめん、気になっちゃって」 「・・・っっ〜〜〜〜お前がっ!無理なことするから、たまに痛いんだよ!」 「そうなの?!」 びっくりして緋音さんを見ると、緋音さんは更に顔を赤くする。 「お前っっ・・・自分のが他人のより大きいってわかってんのか?!」 「はあ・・・」 「そんなん無理に突っ込まれて、動かれて・・・痛くなる時があんだよ!」 「言ってくれればいいのに・・・」 緋音さんに痛い思いをさせていたなんて知らなかった。知ってたら、もっと丁寧にしたのに。 緋音さんはオレの言葉に顔をそむけた。耳まで真っ赤に染まっている。 「・・・・言ったら・・・お前手加減するだろ!絶対、オレの体優先するだろ!それが嫌なんだよ!」 え?それって・・・。 「・・・痛くても、激しくして欲しいってこと?」 「だから!っっそういうの!言うなって!!」 緋音さんの顔が赤いのは、前戯(ぜんぎ)のせいだけじゃなく、オレの指を咥えているだけじゃなく、単純に照れているだけってのがわかって。 可愛くて、可愛くて。 もう三十路(みそじ)すぎたおっさんなのに、そんなの微塵(みじん)も感じさせなくて。処女のようないじらしさと、エロさを持ってて。 ああ・・・本当に、絶対に、誰にも渡さない。触れさせたくない。見せたくない。 この人を、完全に閉じ込めて、死ぬまで監禁して、独り占めできたら、どんなに幸せだろう・・・。

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