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トロトロと…じっくり…。 何度も角度をかえて、気持ちを確認するような キスをする。 懐かしい… いつかもこんな風に蒼佑にキスされた。 俺が反応するのを楽しんでるみたいに。 あの時は…そう… 蒼佑に、いいように転がされるのが嫌で 必死で抵抗してた。 「……最後にしたの…いつ?」 吐息まじりに言われて、つい吹き出してしまった。 「それ、いつかも聞かれたよね?」 「そうだった?」 「うん。俺なんて言ったと思う?」 「………さぁ?」 「先生と、したのが最後…」 「 ……… 」 「あれが最後」 「……何年もたってるよ?」 「……ん。だからちょっと緊張してる…」 もう一度、今度は俺から口づけた。 舌を突っ込んで、蒼佑の舌に絡ませる。 蒼佑の首に腕を巻きつけて、更に肌を密着させようと 腰を擦り付けると、蒼佑の手が俺の中心をぐっと 握った。 「………っは」 「ふふ、、もう、パンパンだな」 「……ヤダ」 恥ずかしくて更に強い力でしがみつく。 ゆっくり上下に扱きながら、後ろにも手を伸ばして 少しずつ指を射し込まれた。 「はぁ…はぁ…」 「…すっげー 力、入ってる…」 言いながら一点を指の腹で擦る。 「あっ…!」 「…ほら、悦いだろ?」 俺は声も出せずにうなずいた。 ー 俺とは何年もしてないないのに… 何でソコすぐ分かるんだ。凄い。。 「…ヤバイ……ソコやめて」 前も後ろも達するほど刺激してこない。 ゆるゆる、わざと焦らされて身体中がムズムズした。 「痛くない?」 「…全、然」 ベッドにそっと倒されて、すぐに 俺の体をひっくり返してうつ伏せにする。 「腰上げて」 「え……? 何…する、の?」 「ほら」 蒼佑が俺の腰を抱えて強引に膝を立たせた。 首だけひねって後ろを見ると、俺の後孔に 蒼佑が顔を寄せるのが見えて、尻に息がかかった。 「………っや!!」 思わず仰向けに倒れて逃げる。 「こらっ」 「だって……恥ずかしい!」 「今さら何だよ」 蒼佑が面白そうに、もう一度俺の腰を掴んで 持ち上げようとする。 「ヤダヤダ!丸見えじゃん! せめて電気消して!!」 俺の必死の抵抗に蒼佑が笑って、しょうがないな… と、照明を落とした。

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