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蒼佑の手が変わった。 再会して関係をもった時も思ったけど 単純に言えば、優しくなった…? 触れる指先から優しさが伝わって 愛されてると感じられる。 「…あっ」 蒼佑の指が出たり入ったりする度 俺の中がうねって、もっと とねだる。 「……ウン…とけちゃう…」 俺はもう、だいぶ前から意識が飛びそうなほど 感じて、指にあわせて腰をくねらせて うっとり蒼佑の顔を眺めてた。 「もういい? 痛くない……?」 「ん…ハヤク」 蒼佑が後ろから俺の片足だけ抱えて 一気に挿ってきた。 耳を舐められながら何度かゆっくり突かれただけで 俺はまた、熱を吐き出した。 「櫂、今日……感度ぶっ壊れてるな」 蒼佑が嬉しそうに笑いながら腰を打ち続けて 奥にアレが当たる度に、俺はビュ、ビュッと 白い液を飛ばした。 「…エッロい……体…」 「せんせ……もっと、もっと!」 「ぁ、、イク…」 「ナカにっ……ん、ん、、中に出して!」 蒼佑の暖かいモノで満たされて。 意識が薄れて飛ぶほどの快感が全身を駆け抜け このまま死んでもいいかもな、なんて 思いながら目を閉じた。 しっとり汗ばんだ体を密着させて 呼吸を重ねて…。 繋がったまま 蒼佑がゆっくり俺の頭を撫でてくれた。 「……しぁわ…せ」 「……うん…」 その夜、俺は蒼佑の子供を妊娠する夢を見た。

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