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第1話

クリスマスそれは俺にとって最悪の日。 両親が離婚して家族がバラバラになり俺は母親と暮らしていたが中学の時に母親の再婚でクリスマスがもっと残酷な日に変わってしまった。 義理の父親に俺はクリスマスの夜にプレゼントだと言って無理矢理犯されたんだ。 それから地獄の様な毎日が始まった。 そして高校の入学式の時にアイツと再会するまでは本当にこの世から消えても良いとさえ考えていたんだ。 「宮垣大輝(みやがきだいき)です。」 昔と変わらないキラキラとした笑顔で自己紹介をする大輝。 それが眩しくて俺は大輝の笑顔を歪ませてやりたいとこの時に思ってしまったのだ。 俺と同じ事をされたら大輝はどんな顔をするんだろうと笑顔のアイツを見ながら想像していた。 想像を現実にしたが大輝の笑顔は以前と変わらず眩しいままで俺をイラつかせていた。 どんなに酷い事をしても大輝は真っ直ぐ澄んだ瞳で俺を見続けて来る。 ある出来事があり俺と大輝の関係は変わった。

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