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着地点
「ぶっちょぉ~~~~~」
あの声は仲野君だな。
しかしあんなに浮かれた声を聞くのは初めてだ。
「ぅありがとうございましたッ!!!」!
俺のデスクに到着するなり、90°キッチリありそうな綺麗な姿勢で頭を下げる。
「何の事かね?」
主語が抜けるなんて、本当、彼らしくない。
「この度、めでたく恋人が出来まして!」
言いながら上げた表情の、なんと腑抜けた事か。
頬も紅潮して、目尻も下がって、『へら』と歪んだ口許の緩さまでもがみっともなく感じられた。
「それはおめでとう。
だが、もう少しシャキッと出来ないもんかね?
その顔で外回りされたら、不審者に間違われそうだ」
一つため息を吐きながら嗜 めると、一瞬『あ』と言う顔をして引き締まった表情を作る。
「それで良い」
こういう素直な所が、仲野君の良い所でもあり、反面、心配な所でもあった。
「で?どんなヤツなんだ?その“恋人”と言うのは」
騙されてなければ良いが、と思いつつ、先を促す。
「それがですね!」
言った傍から顔が崩れる。
まぁ、今は浮かれてるから仕方ないか。
「泉司君と言って、それはそれは美しい青年でして!」
興奮気味に声を張り上げる彼をまた制してから
「で?幾つくらいなんだ、その青年は」
「えっと、23歳です。僕が29だから、丁度良くないですか!?」
何を基準にして『丁度良い』なんて言葉が飛び出すかね?
「23か。まだ若いんじゃないか?
自分の将来の事すらまだちゃんと見据えて生きていないだろう」
言ってから『あ。友弥も20歳か』なんて事が頭を過ぎったが、今は棚の上の上の、奥の方に追い遣る事にする。
「いやいや、それがしっかり目標を持っていてですね。夢を着実に叶えて行っていると言うか」
ふん。今時の若いのとは少しは違うんだろうか?
仲野君の見込んだ相手だものな。
信用しても良いのかもしれない。
「で、職業は?」
この言葉を待ってましたとばかりに、仲野君の表情がパァッと明るくなる。
「芸能人です!」
一瞬、思考が追いつかなかった。
今、なんて?
「ゲィ?」
馴染んだ言葉が先に出てくる。
「えっと、タレントです!」
「お前それ、騙されてないか!?」
俺の心配がMAXになった瞬間
「紹介したいんで、今度一緒に飲み行きましょうよ!部長の恋人さんと、4人で!」
『人の話を聞け―――!!』と言いたかったが、自分の目で確かめる機会が出来たので、心の叫びは治める事にした。
― 数日後 ―
馴染みの、居酒屋の個室。
先に着いていた仲野君達と合流する。
「遅れた。すまん」
俺の仕事が終わってから友弥と待ち合わせたので、30分ほど遅れてしまっていた。
「あ。大丈夫っすよ」
店の奥の6人掛けの個室。
入口手前の仲野君が返答してくれる。
「あ。こんばんは」
その影から身を乗り出して挨拶をして来る、仲野君の“新恋人”
「どうも、始めまし…」
言いながら、顔を確認して、フリーズ。
「こう、…じ?」
俺の言葉に、相手も同様にフリーズ。
「…宮田、さん?」
当然2人共“通り名”だったから、仲野君から名前が上がっても、気付ける訳も無かった。
浩司とは、“例の場所”を卒業する直前まで、
つまりは友弥に出逢う直前まで、優先的に関係を持つ間柄だった。
どちらも精神的に“フラット”な関係で居られたから、付き合うのも楽な相手だったのだ。
「部長?こうじ、じゃなくて、司ですよ。
泉司。23歳。タレントの卵♪←
司も。宮田さんじゃなくて、高宮部長。
俺が一番信頼してる上司なんだから、失礼の無いように、頼むよ」
仲野君…君はどれだけ素直で、純粋で、天然で、
…鈍感なんだ…
まぁ、お陰で助かる事も、多々、あるんだが。
「洸太。宮田、って、名乗ってたんだ。」
逆に敏感な相手が、俺の背後から1オクターブ、否、2オクターブは低い声で囁く。
「ぁ。ゥん。まぁアレだ。昔の。本当、昔の話。」
自分でも分かるほど顔を引き吊らせながらも、笑顔で振り返り、助けを求めるように仲野君に向き直る。
「えっと、コイツが俺の恋人、永倉友弥。20歳。SUBARU商事の営業。
友弥、こいつが俺の部下の仲野君だ。29歳。
見た目通り、優秀な部下」
紹介しながら振り返ると、流石成績優秀な社員。見事な営業用スマイルで応える。
「始めまして。永倉です。
あ。良かったら名刺交換しませんか?」
するり、俺の横を通り抜け、2人の向かい側に立ち膝で座ると、こう…、じゃなくて司には名刺を手渡し、仲野君とはきちんと名刺交換をする。
一歩出遅れて、俺が友弥の隣に座って、ようやくメニューを開いた。
適当に注文しながら、友弥の顔色を伺う、が
一向に目を合わせてくれない。
紹介の席だからと油断していたら、なんだか居た堪れない気分になってしまった。
「あッ!!」
突如、友弥が声を上げる。
「思い出した!!司さんて、舞台やってませんでした?なんだっけ、『青と翠の窓辺』!?
俺、観に行きました!!」
ゎ。キラキラ友弥、可愛ぃィ~…
「うん!出てた出てた!観に来てくれたんだ!ありがとぉー!僕、“翔也”役で出てたんだよ、嬉しいなぁ~」
「ですよね!!結構ハードな動きだったから、覚えてます!こんな所で逢えるなんて!
あとでサインください!!」
テンション高めで興奮する友弥は可愛いけど、
…なんだかモヤモヤする。ん?ジリジリ?
ヤキモチか、これ?
「なんか…盛り上がっちゃいましたね、2人」
仲野君がコソッと話しかけて来る。
「う~ん。若いって、良いね」
おじさん組は、2人のテンションに圧倒されつつ
「仲野君は、ヤキモチとか妬かないの?」
今現在、リアルタイムで自分が感じている感情が、大人気無い物なのか気になったので聞いてみる。
「ぅん?妬かないですよ?
だって、司はメンドくさい俺なんかを受け入れてくれて、自分から『付き合って欲しい』って言ってくれたんですから。
こんな美人、引く手数多 なハズなのに、俺なんかに『そのまんまで居て欲しい』とか『ずっと傍に居て欲しい』とか、言ってくれたんです。
俺なんかを、選んでくれたんですもん。
そんな貴重な人の言葉、信じなきゃ男じゃない、でしょ」
はい。ご馳走様。
…うん。
なんだか、仲野君のあのフニャけた表情の原因が、よぉ~く、分かった気がした。
そうこうしてる間に料理が運ばれ、とりあえずのビールも運ばれ、この不可思議な出逢いに乾杯をする。
「しかしアレだな。こう、じゃなくて司君って、キザだったんだな。
よくそんな、歯が浮くような台詞、サラッと言えるもんだ」
昔のコイツからは、想像も付かない。
ヤるだけヤッて、気が済んだらもう心此処 に在らず。次に寝る男の事を考え始める。
中には、黙って帰られた、ってボヤいてた奴も居たらしいし。
そんな男を変えてしまう魅力が、仲野君にはあった、って事なんだろうな。
俺が、友弥で変われたみたいに。
「キザって訳じゃないですよ」
隣で友弥と盛り上がっていたハズの司が、話に割って入る。
「泰弘が、そうさせるんですよ。
この人、ちゃんと言葉として伝えないと、何にも分かってくれないんだもの」
ちょっと頬を膨らませて、仲野君の顔を覗き込む司。に、動揺する仲野君。
そうなのか。仕事ではあんなに周りにアンテナ張って、先回りして仕事するようなタイプなのに。
なんだか意外だ。
「そ、そんな事無いよぅ」
あらら真っ赤。
これは揶揄われてもしょうがないわな。
微笑ましく眺めていたら
「ちゅぅ」
個室なのを良い事に、目の前で、キスしやがった。
「わ!!ちょ!!」
更に動揺する仲野君に構わず、
「ごめぇん。久々に逢えたから、我慢出来なくなっちゃって」
てへ。なんて舌を出して、そのまままた、
ディープ、な、キス。
駄目だこりゃ。
見てられなくて、視線を逸らしたら、友弥が2人をガン見していた。
「他人のこういう所は、見るもんじゃありません」
言いながら、目線を隠す様に掌で遮る。
「えぇ~。だって、目の前でするって事は、見られても良い、って事じゃないの?
こんなオープンにしてんなら、見たって良いじゃん、減るもんじゃないし。
他人の生ちゅーなんて、中々見られないよ?」
よく分からない理屈を捏 ねて、口を尖らせる
から。
「かわッッッ…!!!!」
「ンにゅ」
俺もつい、キスをしてしまった。
『ピリリリリ』
突如邪魔する携帯の着信音にイラッとするが、液晶に表示された自社名に、瞬時にスイッチを切り替える。
「なんだ。」
思ったより不機嫌な声が出てしまったので、自分を落ち着かせるために友弥の手を握った。
『部長~、大変です!明日のCM撮影の俳優さんが乗るハズだった飛行機が、台風で欠航になってしまって、日本に帰るのが2、3日遅れるって言うんですよ!
予算の都合で撮影の延期も出来ないし、他の俳優さんも、今日の明日だから中々見つからないし、どうしましょ~~~』
弱り果てた声が、今にも泣きそうに聞こえて、ため息が漏れる。
「良い大人がこの位で泣いてどうする。
“中々見つからない”じゃなくて“見つかるまで探す”んだよ」
と、目に映るのは。
さっきから引き続きキスをし続けている、ムカつく長髪の後頭部。
そういえばコイツ、『タレントの卵』とか言ってなかったっけ?
友弥も知ってるって時点で、そこそこ顔も売れ始めてんじゃないか?
「ちょい待ち。」
と、一旦保留ボタンを押してから
「司。お前明日休みか?」
自分の名前を呼ばれて、ようやく口唇を離す。
「煩 いなぁ」
苛立ったような顔で振り向くが、そっちより仲野君の顔の方に目が行ってしまう。
うん。分かるけどさ。
茹でダコで、骨抜きになった仲野君を、俺は見たくなかったよ。
「ウチの有望株が使い物にならなくなったらどうすんだ。続きは家に帰ってからにしろ。
それよりどうなんだ。休みなのか?」
また不機嫌な声になってしまったので。
友弥の手を自分の顔に持って行く。
友弥も馴れたもので、俺の顔を掌全体で撫でてくれる。あぁ~落ち着く。
「休みだから今日来れたんじゃん。
明日は泰弘と1日イチャイチャdayだから、邪魔しな…」
言い終わらないうちに保留を解除。
「代わりのタレント見つけたから、明日の準備はそのまま進めてくれ。
仲野君が直接現場に連れて行くから。
じゃな。後は頼んだぞ」
プツ。
「ちょっと~~~~~!!!!」
はぁ。これで一安心。
煩いのは一旦無視しといて
「友弥ぁ~疲れた~」
ギュウ。と友弥を抱き締める。
背中を抱き返す友弥に癒されながら
ギャーギャー騒ぐ苦情を背中で受け止める。
「良いだろ別に。昔のヨシミってヤツで力貸せ。
それに1日中ヤッてたら腰抜かすわ!
ほどほどにしとけアホ。
ちっとは仲野君を労われ!」
司の方を振り向きもせず、友弥に頬ずりして深呼吸しながら言いたい放題言ってたら
「じゃぁ、泰弘を僕に頂戴」
サラリ。と、凄い事を言ってのけた。
「はぁあ゛!!??」
友弥の癒し効果も吹っ飛ぶほどの怒号を響かせて、司を振り返り、睨む。
「良いじゃん。事務所には自分で交渉するし。
マネージャーやってくれたらな~って、ずっと思ってたんだ。
そしたらず~~~~っと一緒だし、僕ももっと頑張れると思うんだよね♪」
自己都合丸出しの、一方通行の申し入れを、どうして俺が受け入れると思ったんだか、理解不能だ。
「アホか!仲野君は俺の右腕なの!
そんな大事なポジションの人間を、誰が見す見す手放すか!!
しかも理由が『ずっと一緒に居られるから』
だとぅ!?どんだけ自己中なんだお前は!!
恋人と四六時中一緒になんか居たら、逆に疼いて仕事に集中出来ねーだろうが!!!!」
言いたい事を言ってスッキリしたら、場の空気が俺の思っていたのと違う物に変わっていた。
仲野君と友弥は何故が赤面していて、司はニンマリ、厭 らしく笑っている。
「あれ?」
俺、何か変な事言った、…か?
…言っ
た…、な。
自分で気付いて赤面する。
「そっかー、高宮さんは、もし友弥君と会社が一緒だったら、ソウイウ事妄想しちゃうのかぁ~
厭らしィなぁ~~」
ニヤニヤにやにや。
攻めるみたいに見つめるから
「す。する訳無ぇだろうが!
お前らがどうだか分からない、って話だろ!!
それに、俺が片腕失ったら、どうやって仕事進めりゃ良いんだ!!
代わりの人間なんて、そうそう簡単に見つかる訳ゃ無ぇだろうが!!」
興奮のあまり、前のめりになっている事にも気付かず、テーブルに肘を突いたら大きめの音が鳴り響いてしまった。
こうなると友弥がまた気を利かせて、背中を摩るなりして、必ず俺に触れてくれる。
俺だって友弥と一緒に居たいのを我慢してんのに、なんでコイツ達ばっかそんな羨ましい環境にしてやんなきゃなんねーんだよ!!
そこまで思って、コレが自分の本音か。と、自分で自分に呆れてしまう。情けない。みっともない。
そんな俺の気持ちの変動に気付いているのか、友弥が今度は身体を寄せて、横抱きにしてくれて、肩に頬を預けてくれる。
『ぅあぁ~~~~
愛してる~~~』
心の中で愛の告白をしていると
「僕達はそんな邪だらけの感情でなんか生きてないよーだ。
ちゃんと弁 えてますから。
自分と一緒にしないでくださ~い」
小学生みたいな遣り取りをしていたら、黙って見ていた友弥が口を開いた。
「じゃぁ、俺が支えてあげるよ」
「ほえ?」
想像もしてなかった言葉が飛び出したから、思わず間抜けた声を発してしまったじゃないか。
「え。だってお前。期待の星じゃん。
やっと仕事にも慣れて来た、って。
業績も優秀だ、って、言ってたじゃん」
だから、今居る会社で、頑張って欲しいって。
友弥の環境を変えちゃいけないって。
気持ち押し殺して、我慢して来たんだぞ、俺。
「うん。だから良いんじゃん。
即戦力、って訳には行かないけど、ちょっとは洸太の力になれると思うし、入社してまだ2年目だし、今ならまだ『アイツ根性無かったな』で、済む話でしょ?」
ヤバイ。泣きそう。
馬鹿だなお前。
俺に『これだから高卒は』って言われたくなくて、ここまで頑張って来た、って、自分で言ってたんだぞ。
『根性無い奴』なんて、思われて済む話じゃ無いじゃないか。
そういうのも全部吹っ飛ばして、自分のプライドも捨ててまで、俺の傍に、来てくれんの?
「駄目じゃん。俺。」
なんだか本当、情けない。
俺、こんな弱かったか?
友弥の愛情に、どんだけ甘えてたのか、今更になって気付いた。
『俺なんかを、選んでくれたんですもん。
そんな貴重な人の言葉、信じなきゃ男じゃない、でしょ』
さっき聞いたばかりの仲野君の言葉が、頭の中に響く。
『ヤキモチとか妬かないの?』だって?
あの時も、妬いてたのは俺だけで。
それってつまり、友弥の心変わりを、心配してた、って証拠でもある訳で。
俺に愛想を尽かすかもしれないって、不安で。
俺が友弥の愛を“信頼して無い”って言ってるのと一緒、って事だよな。
本当、どんだけだよ。
自分だってこんなに、愛してんのに。
俺は、人の愛し方が下手くそなんだな。
一番年上で、一番立場も上のハズの俺が、一番、子供。だったんだな。
弱って行く俺の心は、多分テレパシーみたいに友弥に伝わってて、横から抱いてたハズの友弥が、気が付けば正面からガッチリ、俺を抱き締めてくれていた。
全部、多分、辞めた後で、同僚やら上司やら、ヘタしたら後輩からも出るであろう恨み辛みも、全部受け止める覚悟をして、そう断言してくれた友弥の言葉に、誰が否定の言葉を返せる?
俺には無理だね。
「うん。悪ィ。頼んだ。」
そう言って強く強く抱き締め返し、たら
「やった。」
テーブルの向こう側から嫌~な声が、小声なのにやけにハッキリ俺の耳に届いた。
『そうだよ、そもそも事の発端はお前のぉォォ~~~ッッッ!!!!』
湧き始めた怒りも、また友弥が癒しちまうから、まんまと収縮させられて
「じゃぁ明日。
仲野君は司を、撮影3時間前に現場に連れて行って台本と衣装の確認。
撮影が始まったら社に戻って、仲野君と友弥は仕事の引継ぎ。俺も立ち会いながら、作業の割り振りを確認するから。
各自辞職のタイミングは任せる。
司は、撮影が終了次第、解散。
以上。よろしく。」
この中の全員が明日の休日を潰すハメになるスケジュールを組んでしまった、けど、
「「「了解」」」
誰一人として、文句を言う人間は居なかった。
「よし。では解散。」
「え。早ッッッ」
司の抗議が聞こえたけど
これにだけは、どう頑張っても反論出来得ない言葉を吐いてやる。
「明日の予定が潰れたんだから、今日の内に、たっぷりイチャイチャ、しときたいだろう?」
まぁこれは、どちらかと言うと俺の願望。
てかこれから俺達がする事。←決定事項
「そ、そうだな!!」
分かり易く顔を満開に輝かせて喜ぶ司に、迷惑料として今日の会計は俺が奢ってやる事にした。
なんだかこの数時間で、本当に色々な事が巻き起こった気もするけど。
落ち着く所に落ち着いたのかな。
なんて、呑気な事を思ってしまうのは、
いつも傍らに、優しい笑みを浮かべながら、無償の愛を注ぎ続けてくれる友弥が、居てくれるからなんだろうな。
なんて、惚気 けてみる。
そうして俺も笑顔になって。
『そっかー。これからは四六時中友弥が傍に居てくれるのかー』
改めてそう思った瞬間。
目眩 くMakeLoveの予感に、
股間…じゃなくて、
期待を、膨らませてしまうのだった。
あ。CMは良いのが仕上がったみたいで、ローカルCMだった割に、ウチの社の知名度も、それなりに上がったとかなんとか。
まぁ俺にはどうでも良い事だけど。←
~Fin~
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