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第30話
はぁっはぁっ…と息を整えているが振動はまだまだ続く。
しかも根元は縛られたままだ。
辛い…すっごく辛い!
「はっずせ!……ンっ」
「こんなに気持ち良さそうなのにいーの?」
そう言ってゆるゆると俺の中心を扱く。
「あぁっ!…今イったばっかっ…んぁっ」
「うんうん、いー感じ。」
何がいー感じなのか。匡はニヤッと笑った。
そして次の瞬間…
「俺ちょっと出かけて来るね。俺が帰ってくるまで1人で遊んでて」
??何、遊ぶって??
そう思った時に2つのローターの振動を強にされた。
「あぁっ!…強っ!、…んんっ!」
「じゃーね、また後で」
ちゅっと額にキスをして扉へ向かう匡。
「まっ、待って!…ふっ、ン…」
俺の言葉に耳を傾けず、そのまま出ていってしまった。
…嘘…えっ、このまま…?帰ってくるまで…?
その事を理解し、絶望と快感に飲まれる。
手錠を外そうとガチャガチャ揺するが、手首が摩擦で痛くなるだけだった。
それでも足は動く。
足でローターを出せないかもぞもぞ動く。
「んぅ…んっ!……あっ!…あぁっ!」
動いた所為で更にイイトコロに当たってしまった。
色々と試した結果大人しくするのが1番被害が少ない事に気づいた。
それでも、媚薬を入れられ、1度ドライでイクことを覚えた体には辛すぎる。
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