30 / 268

第30話

はぁっはぁっ…と息を整えているが振動はまだまだ続く。 しかも根元は縛られたままだ。 辛い…すっごく辛い! 「はっずせ!……ンっ」 「こんなに気持ち良さそうなのにいーの?」 そう言ってゆるゆると俺の中心を扱く。 「あぁっ!…今イったばっかっ…んぁっ」 「うんうん、いー感じ。」 何がいー感じなのか。匡はニヤッと笑った。 そして次の瞬間… 「俺ちょっと出かけて来るね。俺が帰ってくるまで1人で遊んでて」 ??何、遊ぶって?? そう思った時に2つのローターの振動を強にされた。 「あぁっ!…強っ!、…んんっ!」 「じゃーね、また後で」 ちゅっと額にキスをして扉へ向かう匡。 「まっ、待って!…ふっ、ン…」 俺の言葉に耳を傾けず、そのまま出ていってしまった。 …嘘…えっ、このまま…?帰ってくるまで…? その事を理解し、絶望と快感に飲まれる。 手錠を外そうとガチャガチャ揺するが、手首が摩擦で痛くなるだけだった。 それでも足は動く。 足でローターを出せないかもぞもぞ動く。 「んぅ…んっ!……あっ!…あぁっ!」 動いた所為で更にイイトコロに当たってしまった。 色々と試した結果大人しくするのが1番被害が少ない事に気づいた。 それでも、媚薬を入れられ、1度ドライでイクことを覚えた体には辛すぎる。

ともだちにシェアしよう!