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第114話
「ああっ…ばかぁっ…ああっ」
「気持ちい?」
「ばかっ…んぁっ…あっ」
また入れては抜いての繰り返し。
前も忘れずに触ってくる。
「ねぇ、前さ出さずにイケたの覚えてる?」
「んっ…やっ…ああっ」
「ちょっとやってみよーよ。」
そう言って更に刺激を強めてくる。
前に出さずにイったけど出せなくて辛かった記憶しかない。
俺はイヤイヤと首を振る。
「これね、ここを回すと…」
「ああっ!?…やぁっ…むり…死んじゃっ…やぁっ…あっ…」
「気持ち良さそうじゃん?」
「あっ…あっ…イクっ…イきたいっ…やぁっ!」
前に入ってた棒はバイブ機能もあったらしく、取っ手の部分を回すと回る仕組みらしかった。
匡がそこを回したから振動し始める。
ぶすりと刺さったそれは前から前立腺に直で刺激を与える。
出せないとは分かっているけど出したい。
「ああっ…強っ…きょっ…止めてっ…あっ…」
「なんで〜?止めないよ?」
「ああっ…もうっ…イクっ…ああっ…ああぁっ!、……はぁ…はっ」
次の瞬間体を反らして、俺は出さずにイッてしまった。
俺が息を整えていると、匡は気にせず前も後ろも触ってきた。
「ああっ……今っ…イッたばっかっ……んぅっ…ん」
「可愛い、可愛い。もう1回イっとこ?」
「ああっ…あっ!」
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