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第113話

「前からも後ろからも前立腺弄るとどう?頭回んないでしょ?」 「ひゃあっ、…んぁ…んっんっ」 コクコクと頷く。 頭が回らないのは確かだ。 でも匡は手を止めてはくれない。 「せっかく俺が前立腺に当たらないよーに半分で止めてたのにさ?抜いちゃうんだもん」 「ああっ…ごめっ…なさあっ…んぁ」 グリグリと円を描く様に棒を回す。 イきたいのにせき止められてて出せない。 もどかしくておかしくなりそう。 「きょっ…う……もっ…抜いてっ」 「やだ、俺は可愛いセイが見たいの。早く蕩けて」 「んんっ、…やぁ……ああっ!?」 前だけでも辛いのに匡は後ろにも手を伸ばして来た。 後ろは後ろでグリグリと押す。 「あっ…ああっ…あっ!」 「んー?前立腺当たってる?」 「あたっ…てるっ…からぁっ…やぁっ」 「そっか〜」 後孔から押すのを辞め、お腹から押す。 どこから押されてもギチギチに入ったビーズは振動の連鎖で前立腺へと伝わる。 「んんっ…ああっ…あっ…んっ」 「あはは、可愛い」 俺は快感に耐えられずに手錠の付いた手を匡へと伸ばす。 匡は俺を引き寄せ、ちゅっと頭にキスをしてきた。 「ひゃぁあ!?…ヤダっ、これっ…あぅっ」 「もっかいね」 気が緩んだところで一気にアナルビーズを引き抜かれた。 孔内を擦って外へ出ていく。

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