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第182話

昨日こはが来てたらしいから学校に行ってみる。 匡のメールの件はいーや。 まだ帰って来ないし、理由も言わないのが悪い。 うんうん、学校行こ 一人で納得してマンションを出る。 赤城さん、叶さん辺りが監視に付くかと思いきや誰もいなかった。 皆忙しいんだなぁ… 「おはよ〜」 「おは、もう諸事情はいーのか?」 「分かんないけど大丈夫〜」 学校に着くと光輝達がノートを見せてくれた。 「お前さ〜、恋白に連絡先教えてないの?」 「あー、匡が許可した人以外には教えるなって言ってて…」 「俺は?」 「学校の人はセーフ。」 「ふーん…独占欲やばいな」 「まぁ、スマホ代匡が出してくれてるし…」 「え、じゃあ連絡先交換してるの何人?w」 「えー?」 いち、に、さん… 「…7人だ」 「すっくなw」 「仕方ないだろ、多分これ以上は増えないと思う。なんなら減りそう」 「減るってなんだよwww」 多分、赤城さん、叶さんのどっちかは消されそう。使いっ走りは一人でいいとか言いそうだもん。 あと、三滝さん。一応交換したけど連絡しないし、第1匡がライバル視してそう… え、俺将来、友達と匡と組長さんだけになる…? なんなら怒らせ過ぎたらスマホどころかまた監禁されそう ちょっと考えてゾッとした。

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