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第185話

「そっか、一応、分かった。でもなんか合ったらうち来てね」 「分かった、ありがとう」 話がまとまったのでカフェを出る。 「送ってくよ」 「え?いーのに、」 「スーパーにも寄って帰りたいからいーよ。」 「ありがとう」 「ん」 外も暗くなって来てるからここは男として送って行かないとね? あ、他意はないよ? 「そう言えばさ、匡との関係を言ってきた人の顔って覚えてる?」 「んー、…ちょうどあの人に似てるかも。」 やっぱりどんな人だったか気になって聞いてみた。 路駐してる車の助手席に座ってる人を見ながら答えてくれた。 俺もこはの視線の先を見る。 あれ…?見覚えがある…気がする… てゆーか、こっち見てない…? 「こは、ちょっと急ご」 「え?なんで?」 「目が合った」 「ま?てか、こっち来てない?」 「えっ?」 チラッとみると助手席から降りて近づいて来てる。 「あそこの角曲ったらダッシュね」 「分かった」 コソッと打ち合わせ。 気付かれないように曲がり切るまでは平然と歩いた。 曲がった瞬間ダッシュ! 後ろを見ると走って着いてきてる。 やっぱり追われてるっ、これは俺か?こはか? 多分俺だろーな。 こはだけでも逃げて貰わないと! 「こは、この道抜けたら別れよ、俺左行くから右行って!」 「分かった!」

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