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第191話

組員と相談した結果、玲と数人はここに残って残りは戻る事になった。 明日の始発で帰るから今日は寝よう。 「じゃ、こっちは任せた。」 「おぅ!セイくんとちゃんと話し合え」 「サンキュ」 玲もユズが心配だろうに… まぁ、玲の場合は色々縛ってそう、しかもユズも素直に従ってそうだから安心か… 問題はヤンチャなうちの子。 絶対メール無視して学校行ってるでしょ。 もうまとめてお仕置するか… セイの事を考えているともう到着。 「ただいま、親父〜!」 とりあえず、家より先に屋敷に帰った。 仕事の報告をしに。 「おけぇり〜、ねぇ見て見て、セイくんの写真じゃよ」 「何枚あんだよ…」 親父の所に行くと、数十枚はあるであろう束を渡される。 お泊まりした時のセイを撮ってたらしい。 「てか恐竜の服ある?家で着せる」 「…むっつりか?キモイぞ?」 「うるさい」 恐竜の服を受け取り、自宅に向かう。 時間は9時。 言いつけを守って居れば部屋にいるだろーけど… どうせ守ってないでしょ。 俺の予想では、"理由を返信しない俺が悪い、学校行こう"って考えてそう。 「ただいまぁ〜」 返事はない。 …ほらね? セイの部屋を覗いたけどリュックなかったし、学校行ってるわ どんなお仕置しよーかなぁ〜 帰って来るまで内容を考えて待つことにした。

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