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第1話
瞼を開ける事もできず、手首に触れる金属音と重みで自分が拘束されている事に気付いた。口元は何かボールの様なものを入れられ、ジュクジュクとした涎が溢れていた。何も見えない中、太腿には冷たい床の感触と粘つく液体を感じた。
「起きたかな?」
「………とりあえず、その栓を外しとけ。」
二人の男の声が聞こえた。
片方は穏やかな落ち着いた声で、もう一方は雄々しいく重低音の声で吐き捨てるように言った。
下肢の中心がじわじわと痛みを増して火照っていた。尿意のような不思議な感覚とは別に涎とともに嬌声が漏れ出る。
「……ッア…ぁあっ…。」
ずるりと肉棒の中から棒状の物が上下する。
朦朧とする意識の中、尿道の奥底から拡がる快感がさらに拡がりをみせ、呻いた。
そして痛みから逃げるように開いた腿を動かすが、抵抗するとさらに尿道に入り組んだ棒が奥底に刺さった。
「あーあ、暴れるから奥に突き刺しちゃったね。ごめんね。」
優しく言うが、棒は何度も奥底にある前立腺を目指して突いてくる。刺すような鋭い痛みと淫靡な快感が増した。
「ーーーーーぁあああ!…ゃめ…ァッ…」
背骨が軋むように後ろに仰反ったが、後ろから男が身体を動かないように固定し、脚で股を更に割り閃き陰部を丸出しにした。
涎が溢れ、鈴口に触れる金属の冷たさと開いた腿がガクガクと痙攣し、己の肉が左右に揺れた。
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