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第2話
どれだけめんどくさくても兄上の命令となれば断るなんて選択肢俺にはない。
「勇気、どうしたらいいと思うよ?」
「んー?生徒会を響がたらしこむのはどう?いや、それまじよくない?むしろやって?俺の為にやって?」
「は?俺掘られる気ないんだけど」
「いや、響総攻めだよ総攻め!みんなくっちゃいなよ!響強気受け好きでしょ?」
「俺バカは嫌いなんだけど」
「隆聖兄ちゃんの頼みだ!ブラコン響は聞くしかない!それで俺に萌えを提供してくれ萌えを」
なんかキラキラしだした勇気はこうなったらテコでも折れない。小さい頃からの仲だ兄上にも弱いがなんだかんだ勇気にも甘い俺は今までも勇気の無茶振りも色々と答えてはきた。
「響!そうと決まれば変装は終了だ!明日から生徒会陥落ミッションを遂行せねば!」
キャーという男にしては高い声をだして部屋から出て行った勇気に呆れながらもうやる事は決定したらしいその作戦に頭が痛くなりながらも勇気が喜ぶんだったらまぁいいかなと明日のためにそうそうに眠りについた。
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