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第43話
んーなんか考え込んじゃったなー?
どうしたんだろうか?
「奈央ーお腹減ったーご飯かってきてー」
「えー」
と言いながらも出て行った奈央も昴のこの感じが嫌だったんだろう。
「昴、こっちむいて」
イヤイヤとダダをこねる昴は俺様感がすっかり抜け落ちている。
こっちが素なのだろうか?
「昴」
ついには俺の上からも逃げようとする
「だーめ」
逃がさないよ。こんな獲物逃したら後悔しちゃうでしょ
「どうした?」
答えてくれる気はなさそうだ。仕方ない
昴の顎を掴み強制的にこちらを向かせそのまま昴の唇にくらいつく
俺の行動に驚いたのか目を見開く昴。
それでも逃げようとする昴の舌を絡め取りすいついていく。
段々気持ちよくなってきたのか俺の舌に漸く昴が合わせてきた。
やっぱり美味いな最後までいただきたいんだけどねー今はだめかな?
しつこくキスをしてれば昴の力が抜けたのに気付いて唇を離した
昴の口から溢れる唾液がものすごくエロいんですけど。綺麗な顔にこの光景。食べてもよくないだろうか?
力が抜けて俺にもたれてくる昴をきつく抱きしめてみればもう反抗する気力がないのかされるがままだ。
「昴どうした?なんかあったのか?」
「なんでこんな事するんだ」
「いやだった?」
「お前は奈央のものなんだろ?」
辛そうに呟くその言葉に漸く納得がいくどうやら昴はヤキモチをやいてたみたいだ
え?もう本当に可愛いね。心と言い昴と言い俺にだけ見せてくれるこのギャップやばくないか?
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