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風紀委員長

「久しぶりじゃねぇか会計さん」 ニヒルに笑うれんれんこと風紀委員長の天王寺蓮は王道学園らしく会長の事を毛嫌いしている。 なんでか俺の事は気に入ってるらしくいつも絡まれる 「れんれんなにしてんのー?」 「お前を待ってたんだよ」 俺様具合でいけば会長より上かもしれない。 会長はどちらかといえばクールな俺様だからな 風紀委員長のくせにヤクザみたいに見えるし。鉄拳制裁当たり前だし。 痛いの反対な俺には少し合わないんだけど。 「またまたーなぁにー?れんれんが俺の相手してくれんのー?」 「いいのか」 いや、いいわけない!絶対この人俺の事抱くつもりだし。俺が抱かれるのは会長だけだし 「ハハ冗談俺はタチだからねー」 「俺をだくか?」 「いや、俺より大きいれんれんだけないっしょー」 ムリムリ怖い 「つまんねぇな」 抱かれる気なんて一切ないくせに この人の考えてることは本当によくわかんない。 一人になりたかったのに未だに俺の側を離れようとしない委員長からどうやって逃げ出すかを考える 「あのバ会長よりよくしてやんのによ」 「何いってんのー」 え?委員長しってんの?俺等の関係?誰にもいってないはずなんだけど 「お前バレバレだっつうの」 いつの間にか抱きしめられていた体にその言葉にカーっと一瞬で体が熱をもつのがわかった。

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