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【第7話】カラフル(16)
「返事待ってずっとスマホの画面見てたら、悪い想像ばっかりしちゃって。俺の心配したとおり、暴漢が押し入って、有夏があんまり可愛いもんだから床に押し倒して服を剥いで両足広げさせて……ああっ!」
「……幾ヶ瀬?」
「暴漢5、6人に代わる代わる何度も……あああっ!」
「……なに言ってるの?」
「お尻に太いの挿れられて泣いてる有夏に、さて、口でも奉仕してもらおうかって無理矢理突っ込んで……うあああっ!」
「……ねぇ、なに言ってるの?」
「有夏もイヤだって抵抗するんだけど、イイとこ擦られて感じちゃうのを必死に我慢して……あああんっ!」
「………………」
「そんなこんなで、心配になって帰ってきちゃった。明日の始発で戻ったら仕事は何とか間に合うし」
テヘ、といった表情で肩をすくめる幾ヶ瀬。
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