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【第41話】有夏独白・お風呂をめぐるあれこれ(裏)(2)

 まずはレポートなるものを提出するよう求められた。  卒業のための、はじめの一歩らしい。  とぼとぼと帰路についた有夏。  致し方がないとパソコンを開いてみたものの、手が進むはずもない。  今は夕方。  幾ヶ瀬は仕事に行っている。  疲れたとかだるいとか辞めたいとか店長が極悪人だとか常連のマダムがクソだとか。  散々文句を垂れながら出て行った。  でも仕事が楽しいのだろう。  それは見ていて分かる。  羨ましいような、あんな働き方はしたくないような。  複雑な思いである。  今日は遅番だからヤツの帰宅は24時を過ぎるだろう。  一人でなんとかしなくてはなるまい。  まずはお菓子とコーラを用意して、準備を整える。  電源を入れるとパソコンが発熱するから、まずは自分:パソコン4:6の割合で扇風機をかけてやる。 (これは幾ヶ瀬がうるさく言うからだ。パソコンの寿命がこれで伸びるとヤツは信じている)

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