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【第42話】お風呂をめぐるあれこれ(表)(3)

「ある日、道でオバ…」 「ひいっ!」 「オバサンが道を聞いてきたんだけど、何か声が聞こえるなって思ったらオバ…」 「ひいぃぃっ!」 「オバマ市へはどうやって行くんですかって言ってて、実は私オバ…」 「あひぃぃっ!」 「オバアチャンに会いに行くところなんですけど、ここにあるオバ…」 「うぐぅぅっ!」 「オバケカボチャがお土産なんですのよ、ウフフって言ってた。あ、いや、オババって笑ってた」 「ひっ……って、有夏! お土産まで見せて道聞く人いないって! 俺のこと馬鹿にしてるでしょ! 誰がオババって笑うっていうの!」 「おっと」  ヒョイと肩をすくめる有夏。 「まさか、まともに反論されるとは」 「どっちかというと笑ってほしかったの?」との問いに神妙な顔のままコクリと頷いてみせた。  途端、幾ヶ瀬の頬がぷぅと膨れる。 「人のこと笑わそうとするなら、それなりのクオリティが必要なんですぅ! 練り直してから挑戦してくださいぃ! そんなことじゃ立派な怪談系ユーチューバーにはなれませんー」 「うざっ! 誰が怪談系ユーチューバーだ」

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