11 / 12
ゆるふわ夏祭り!(11)
「んんっ……とまりぃ……挿れろよ……」
ゆーたが切なそうな囁き声をあげる。
入ってるよ?さきっぽがちょこっと。
あはは。うふ。これが生殺しってやつかな?
でも、ゆーたが必死でぱくぱくして、ちょっとずつ入ってってるから、ね?
頑張ってゆーた。って応援してたら、ゆーたが僕の手を掴んでぐいって勢いよく引き寄せた。
ああ、だめだよゆーた。そんないきなりな事したら。
「く……ぁっ……」
ほら、僕のが一気につっぷり入っちゃったじゃない。
しょうがないな、一番奥まで犯してあげるよ。ね?
「……ん、んぅっ!」
は、あは。気持ちいいね、ゆーた。
僕はね、奥まで入れて、ぐりぐりするのが大好き。
ゆーたの中で、亀頭が押しつぶされてすごく気持ちいいよ。
「は……ぁ……っ!」
あー。だめだ。だめだめ。だめだってば。
そんなに僕のこと気持ちよくしたら、ゆーたのこと滅茶苦茶にしたくなっちゃうじゃん。
だめだって……!!
僕はもう我慢できなくなって、ゆーたの脚を抱え上げると最奥を好きなだけ突いた。
始めはゆっくり、でもすぐに止まらなくなって、肌がぶつかる音がするくらいにゆーたを貫く。
はん、ぁ、ぁ、あ、あ、あんっ!
きもちいいよぉ、ゆーたぁっ!
僕はすっかり周りのことなんて忘れて、思う存分ゆーたを犯した。
最後は……一緒に……ね?
イこ?
◇ ◇ ◇
「はぁ……とまり?」
「うぅ……ごめんなさい」
気持ちよくなった後は反省タイム。
「俺が声我慢したのに、とまりがあんな声上げたら意味ないじゃん」
「はい……」
僕が気持ちいいの我慢できなくて、普通に喘いじゃったから、辺りにいた人たち、気を遣っていなくなっちゃった……。
「花火見れなくしちゃってごめんなさい……」
正座した僕の頭を、ゆーたが撫でてくれる。
「次からは気をつけよ、な?」
優しい手のひらの温度。
でも。
でもでもでも。
「次っていつ?」
「え?さあ……来週とか?」
「やだ!」
僕はまだまだ足りないのっ!
「今しよ、ゆーた」
「ぇ、え?!」
「皆いなくなっちゃったし、いいでしょ?」
「え、でも、え?」
「ゴムまだ持ってきてるし!」
「僕もう我慢できない!もっと気持ちよくなりたいの!」
ゆーたに抱きついて、キスして、押し倒して、脚を絡めて。
もっともっとゆーたが欲しい!
ゆーたの中を僕でいっぱいにして、僕の中をゆーたでいっぱいにしたいの!
ね?キスして?ゆーた。大好きで、大好きで、大好きでたまんないの!
ともだちにシェアしよう!