翌日、迅の家に連れ帰られた雷にゃんは浮かれに浮かれていました──。 「んふッ♡」 「なんだよ」 「いや……んふッ♡」 「なんだよ、気持ち悪りぃ」 「え！？　ちょっ、おま、ッ……付き合いたてのカノジョにそんなヒドいこと言うなよ！！」 「カノジョじゃねぇだろ」 「え、……(´ﾟωﾟ`)？　なに？　え？　昨夜俺たち、告白大会繰り広げませんでしたっけ？」 「……繰り広げたけど。　でも雷にゃんは〝カノジョ〟ではねぇじゃん」 「そんな……ッッ！！　お前また俺の気持ちもてあそんだのか！？　ヒド……ヒド過ぎる！！」 「違うって。　……チッ」 「あー！！　舌打ちしたぁぁ！！(ﾉ｀Д´)ﾉ」 「いいか、黙って聞け。　雷にゃんは女じゃねぇから〝カノジョ〟じゃなくて〝カレシ〟だろって言ってんの」 「───ฅ*ﾟﾛﾟ)ฅﾊｯ!!」 「フッ……そのツラ可愛い」 「かわ、ッ……かわッ……かわッ( ⸝⸝⸝˙~˙⸝⸝⸝ )♡」 🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾 　「迅雷上等♡─無欠版─」を読んでくださっている心の広い読者の皆様へ。 　お話の途中で参上して申し訳ございません。 　土下座中の須藤慎弥です。 　イラストに投稿いたしました挿絵について。（作品のトップからイラストへ飛んでいただき、ぜひご覧ください） 　雷にゃんを見つめる迅の視線がとても優しげです。　迅を見つめる雷にゃんも、照れくさそうで可愛い。 　告白大会後のこのタイミングがピッタリだと思い立ったので、迅雷カップル成立記念としてずっと温めていた二人の挿絵を公開させていただきました。 　お持ち帰りは厳禁ですが、アップにして存分にご堪能ください。 　迅雷カップルともっさん親子が一層愛おしくなってきます。 　おもち様、素敵な二人をありがとうございました♡ 　お話はまだまだ続きます。 　次ページからは【キュンキュン！初々しい交際編】！（前ページまでは【ドタバタ！出会いと勘違い編】）←サブタイトルダサッという苦情は受け付けません。 　遠慮のなくなった迅の口撃に、雷にゃんはタジタジメロメロ。 　そんな雷にゃん、ツンデレな迅からイジられつつ甘やかされて甘やかされて……もっと暴走していきます。 　もうしばらく迅雷カップルをよろしくお願いいたします！ （いつもリアクション等々ありがとうございます！更新の活力となっています！） 🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾🐾